ブログ初心者が記事公開する前と後に確認したい13のチェックポイント
ブログ初心者向けに記事を公開する前と後に確認すべきチェックポイント13個を厳選してご紹介します。
チェックポイントは50個でも100個でも作れますが、ブログ初心者にとっては多すぎるチェックポイントは逆に記事を書く手を止める「毒」でしかありません。
「最低限ここだけは見ましょう」というポイントだけまとめました。
- 「たった1人の読者」に向けて書いてますか?
- メッセージは「1つ」ですか?
- タイトル・見出しには自分が狙っている「キーワード」が含まれていますか?
- タイトルは本文と一致していますか?
- アイキャッチ画像は設定しましたか?
- 「見出し」の大小は適切ですか?
- 「過去記事」に内部リンクが貼れるものはありませんか?
- 「他人の記事」に外部リンクが貼れるものはありませんか?
- 重要な部分は「強調」しましたか?
- 記事を読んだ読者は「あなたが求める行動」をしますか?
- パソコンとスマホでそれぞれ読み返しましたか?
- 書いた「翌朝」に読み返しましたか?
- 過去記事に内部リンクを貼りましたか?
なお、ブログを始めて最初の20記事まで書くときにこのチェックリストは必要すらありません。まずは書くことを優先してください。
100記事講座では21記事~30記事の間に過去の記事をリライトするようになっているので、そのときくらいから使っていただければと思います。
記事公開前のチェックポイント10個
□「たった1人の読者」に向けて書いてますか?
アクセスを増やしたいのであの人にもこの人にも読んでほしいという気持ちはよくわかります。
しかしそういう八方美人な記事を読んでもらうにはある程度文章力や切り口が必要になります。
「30歳で子育て中のママさんに読んでほしい」と思うなら、その人に向けて記事を書きます。
ついでに「20歳の女子大生」にも、「65歳の定年のおじさん」にも読んでほしいとなると、誰のために書かれた記事かわからなくなります。
「ダイレクトメール」のように誰にも届かない記事を書きたいのでしょうか?
まずは「手紙」のように「たった1人の読者」のために書きましょう。
1人の具体的な悩みをしっかり解決する記事を書くのです。
□メッセージは「1つ」ですか?
ブログ初心者ほど「1コンテンツ1メッセージ」をおすすめします。
つまり1つの記事であれもこれも伝えるのではなく、1つのことを伝えようとするのです。
例えば「一眼レフカメラの使い方」のことを書いているのに途中で脱線して「一眼レフカメラの買い方」の話が出てくると、そもそも使い方を探していた人にとっては「いやもう持ってるし」となるかもしれません。
だいたいわかりにくい記事というのは、1記事に2つ以上のメッセージを伝えようとして書いている本人もわかっていない記事です。
もし2つ以上のことを伝えているなら思い切って2つ以上の記事に分けてみましょう。
□タイトル・見出しには自分が狙っている「キーワード」が含まれていますか?
検索エンジンからブログに来てもらうことを考えるなら、「ブログ初心者が最初の10記事を書くときに守るべき3つのこと!」に書いたように
- 記事タイトルに2つのキーワードを含める
- 見出しにも1つのキーワードを含める
は必須です。
そしてこの教えは100記事書いた後もずっと守ってほしいことです。
最近はだんだんと浸透してきたとはいえ、それでもまだまだ多くのブロガーさんは「キーワードを狙う」ということをしません。
キーワードを狙うといっても難しいことをしようということではありません。
「ブログ 始め方」みたいなキーワードを自分なりに決めておいて、そのキーワードで検索した人が必要とする内容を書いてあげるのです。
逆にネタが先にある場合でも、そのネタを探す人がどんなキーワードで検索するかは常に考えましょう。
最初のうちは箸(はし)にも棒にも掛からないかもしれませんが、自分の中に「キーワードを狙う感覚」をずっと持ち続けることが重要です。
□タイトルは本文と一致していますか?
タイトルを最初につけて記事を書いた場合には、気づけばタイトルと記事本文が違うものになっていることがよくある話です。
例えば「~おすすめ7選」とタイトルに書いてあるのに紹介してあるものが「5つ」しかない記事をたまに見かけると、「ああ、この人は途中で力尽きたんだな」と思います(笑)
タイトル詐欺にならないように、記事を公開する前にタイトルと本文が一致しているかをチェックしましょう。
□アイキャッチ画像は設定しましたか?
プラグインで自動化している場合を除き、アイキャッチ画像は「手動」で設定をする必要があります。
ときどきアイキャッチ画像がないブログ記事を見かけますが、無料画像でいいので入れてみましょう。
□「見出し」の大小は適切ですか?
一般的には
- 大見出し(h2)
- 中見出し(h3)
- 小見出し(h4)
の3種類を使うことが多いです。
私は「h2のみ」または「h2とh3のみ」を使うことが多いです(この記事は「h2とh3のみ」で構成)。
ちなみにh1は記事タイトルで使われているので見出しには使わない方がよいと考えます。
WordPressならプラグインで「目次」を設定していれば、パッと見るだけで見出しの大小を確認できますよ。
□「過去記事」に内部リンクが貼れるものはありませんか?
過去に書いた記事に対してリンクが貼れないか確認しましょう。
□「他人の記事」に外部リンクが貼れるものはありませんか?
すべてを自分のブログで完結する必要はありません。
Googleは引用・参照したサイトについても見ていると考えます(特に公的機関のサイトへのリンクは積極的に貼りたいところ)。
他人の記事へのリスペクトを忘れずに、リンクを貼りましょう。
□重要な部分は「強調」しましたか?
太字や赤字など、重要部分は強調してみましょう。
逆に強調しすぎてどれか重要なのかわからなくなっている場合には、強調部分を減らしましょう。
□記事を読んだ読者は「あなたが求める行動」をしますか?
- 関連記事を読んでほしい?
- トップページを見てほしい?
- 記事を読んだ人にTwitterで拡散してほしい?
- はてなブックマークで拡散してほしい?
- コメントがほしい?
- メールマガジンに登録してほしい?
- アドセンス広告をクリックしてほしい?
- アフィリエイト広告から申し込みをしてほしい?
その記事を読んだ読者は次に何をすればいいのでしょうか?
もちろん、読んで満足して終わりということもあるでしょう。
しかしそれ以外の目的があるなら、記事の最後の部分は求める行動(Call to Action)につながっているでしょうか?
例えばアフィリエイト広告から申し込みをしてほしいのに肝心の広告がなかったり、広告と分かりにくい書き方をしていたら、求める行動は起こしてくれませんよね。
記事公開後のチェックポイント3個
□パソコンとスマホでそれぞれ読み返しましたか?
記事を公開したら、必ずパソコンとスマホの両方で確認をしてください。
特にパソコンで記事を書いている方は、スマホで確認を忘れないようにしてください。
7~9割の人はスマホで記事を読んでいます。
□書いた「翌朝」に読み返しましたか?
夜に書いたラブレターを朝読み返すと恥ずかしくてたまらないなんて経験はないでしょうか(なかったらごめんなさい)。
特に夜に記事を書いたときは変にハイテンションになっていることがあります。
記事も一晩寝かせると気づくことがたくさんあります。
私は会社員時代、夜0時から3時まで記事を書いて、通勤時間や移動時間に記事を読んで細かく加筆修正していました。
なお、夜書いても下書きにして、朝もう一度読んでから公開する方もいますね。
□過去記事に内部リンクを貼りましたか?
記事公開前は「新しく書いた記事→過去記事」への内部リンクの話を書きました。
記事公開後は「過去記事→新しく書いた記事」への内部リンクを貼ってください。
最後に
基本中の基本の13個のチェックポイントをご紹介しました。
最初は全部できないかもしれませんが、少しずつできるものを増やしていくと良い記事が書けるようになりますよ。
- 「たった1人の読者」に向けて書いてますか?
- メッセージは「1つ」ですか?
- タイトル・見出しには自分が狙っている「キーワード」が含まれていますか?
- タイトルは本文と一致していますか?
- アイキャッチ画像は設定しましたか?
- 「見出し」の大小は適切ですか?
- 「過去記事」に内部リンクが貼れるものはありませんか?
- 「他人の記事」に外部リンクが貼れるものはありませんか?
- 重要な部分は「強調」しましたか?
- 記事を読んだ読者は「あなたが求める行動」をしますか?
- パソコンとスマホでそれぞれ読み返しましたか?
- 書いた「翌朝」に読み返しましたか?
- 過去記事に内部リンクを貼りましたか?