複数のブログテーマ、活かせてますか?回遊性を高めるテーマ選び
「雑記ブログと専門特化ブログどっちがいい?中間の「雑誌ブログ」を目指せ!」という記事の中で「雑誌ブログ」という新しい考え方をご紹介しました。
雑誌ブログは、趣味ブロガーに相性がいい運営方法だと考えています。
雑誌ブログでは、テーマを3~5個くらいにしぼってブログを運営していきます。
雑記ブログほどなんでも書けるわけではありません。
かといって、専門特化ブログのようにテーマを1つにしぼらなくてもいいのです。
これにより、「運営しやすさ」と「稼ぎやすさ」を両立します。
今回は、「テーマを3~5個にしぼって」という点を詳しく説明したいと思います。
【注意】このテーマはWord Pressの「テーマ(例:JIN、SANGO)」のことではありません。
どんなテーマが良いのか?
・・・正直、「どんなテーマが良いのか?」という質問には、答えることができません。
「目的」次第です。
[chat face=”woman1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]自分の好き・得意・趣味を活かしたいんです![/chat]
私に聞かなくても「あなた」が知っているはずです。
もしテーマが見つからないという方は、次の記事をお読みください。
[chat face=”man1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]月100万円稼ぎたいんです![/chat]
そもそもブログじゃなくてアフィリエイトサイトをゴリゴリ作った方が早いですよ。
もしアフィリエイトで稼ぎたいなら次の記事でアフィリエイトで稼げるジャンルを確認してみてください。
複数のテーマ、活かせてますか?
複数のテーマを取り扱っているブログをいろいろ見ていると、2つの型に分かれます。
複数のテーマを
- 活かしにくい方向性(バラバラ型)
- 効果的に活かせる方向性(シナジー型)
の2つです。
例えば3個のテーマがあるとして、順番に解説していきますね。
バラバラ型
バラバラ型というのは、各テーマがバラバラに存在しているパターンです。
自分の好き・得意・趣味を1つのブログに入れた結果、
- コスプレ
- シイタケ
- ブログ運営
の3つがメインテーマだとします。
(「シイタケ」なんてテーマのブログあるのかって? シイタケだけで500記事以上のブログとかありますよ(驚))
「コスプレ」に興味がある人は、検索エンジンやSNSからコスプレの記事にたどり着きますが、残念ながら「シイタケ」や「ブログ運営」に興味がありません(そりゃそうだ)。
したがって、コスプレの関連記事くらいは見たとしても、そこでアクセスは途絶えます。
一方、「シイタケ」に興味がある人は、残念ながら「コスプレ」や「ブログ運営」に興味がありません。
「ブログ運営」に興味がある人は・・・もういいですよね。
バラバラ型では、読者が他のテーマの記事に行かないというデメリットを抱えることになります。
せっかく複数のテーマを取り扱っているのに、これではもったいないですね。
もちろん、コスプレとシイタケとブログ運営に興味がある人も世の中にはいると思います。
[chat face=”man1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]ニッチでいいじゃないですか![/chat]
と思うかもしれませんね。
ニッチというのは戦略上、重要な考え方の1つですが、それは需要がある場合に限られます。
どう考えても「コスプレ×シイタケ」では、ニッチを通り越して需要がありませんよね・・・。
シナジー型
シナジー(相乗効果)型というのは、1つ1つのテーマが密接に関係したブログを運営しているパターンです。
節約、料理、片づけのシナジー効果
例えば、主婦の雑誌の3大テーマが「節約」「料理」「片づけ」です。
- 食費の節約×料理
- キッチンの片づけ収納×料理
各テーマが密接に関係しています。
片づけ収納のコツには「余計なものを2つも3つも買わない」というのがあります。
これは節約にもつながりますね。
だから、節約に興味がある人は、料理も片づけにも興味を持つことが多いでしょう。
シナジー型の場合、1つの記事にたどり着いた人が他の記事を読んでくれる可能性が高まります。
節約の記事から料理、料理から片付けという風に、ブログ内をぐるぐる回ってくれるのです。
[chat face=”woman1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]クロネさん、そもそも「節約」「料理」「片づけ」って大きくみれば「家事」の専門特化ブログ(テーマが1つ)じゃないですか?[/chat]
確かにそうですね。
ただ、ここでは自分のブログの中でカテゴリー分けしたときの1番大きな単位=テーマくらいに思っておいてください。
さすがに「節約」「料理」「片づけ」は、別々のカテゴリーにしておきたいですよね。
この大きく分けたカテゴリーが3~5個くらいになるようにしたのが雑誌ブログなのです。
雑誌は「想定読者が好きな複数のテーマ」でできている。
雑誌ブログは、「雑誌」のように「想定読者が好きな複数のテーマ」が存在するのが理想です。
例えば、『BIG tomorrow』という雑誌(既に廃刊)では、
- 副業(FX、株式・不動産投資、せどりなど)
- 節約
- 仕事術
- 健康
がテーマになっていました。
30代~40代のサラリーマンが好きそうなテーマが並んでいますね。
こういうのは典型的なシナジー型です。
この記事で言いたかったことは、テーマの関連性があるかないかでブログの回遊性に影響があるので、テーマを決めるときに参考にしてね、ということです。
自分の好きな複数のテーマと想定読者が好きな複数のテーマが合致すれば、読者がどんどん回遊してくれるブログを作ることができます。そういったテーマを見つけていきたいですね。
こういう話をすると、すぐに
[chat face=”man1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]3つのうち2つは関連するけど1つは全然関連しません。別のブログにカテゴリーごと分けた方がいいですか?[/chat]
という質問がくるのですが、そういう話ではありません。
回遊性の観点から不利ですよ、と言っているにすぎません。
ブログは自由に書けばいいわけですし、1つ1つのテーマで勝負できるのであれば、特に問題ありません。
でも、せっかく書いたのだから、他の記事も読んでいってほしいですよね。
複数のテーマを扱う以上、ブログ内を回遊する仕組みを作るのは大切だと私は考えています。
そのために、内部リンク(記事間のリンク)の設定は必須です。
次の記事で詳しく書いているので、ぜひお読みください。
【中級編】ブロガーがアフィリエイターと戦わない方法
さて、最後にアフィリエイトについて書いておきましょう。
ここからは中級編(月間10万PV前後または月10万円前後稼ぐ人向け)です。
アフィリエイトサイトは原則として1サイト1テーマです。
ブログのようにテーマを2つ以上入れてしまうと、ターゲットがぶれるからです。
例えば、アフィリエイトで稼げるジャンルの1つに「転職」があります。
この場合、転職を考えている人だけにターゲットを絞って、ゴリゴリのアフィリエイトサイトを作っていきます。
看護師転職なら、看護師が転職するときの悩みに関連するキーワードで検索上位になるように設計していくんですね。
テーマやターゲットに関係ない話は一切書かないのがふつうです。
一方、ブログは専門特化したブログでない限り、2つ以上のテーマを簡単に入れることができます。
1つのテーマで集客して、別のテーマ(アフィリエイトで稼げるジャンル)に回遊させることで、アフィリエイトで稼いでいる方もいます。
アフィリエイターが来ないがら空きのテーマで集客してしまえば、アフィリエイターがしのぎを削るキーワードで検索上位に行かなくても稼げる場合があります。
・・・これ以上、具体的なことを書くと「ライバルを増やすな!」と怒られるかもしれないので、ヒントはここまでとします。
もっと知りたい方は、下記の記事がとても勉強になります。
ネットニュースラボ:アフィリエイトのターゲットを4つに分解!クラゲアフィリとは?
100記事10回講座でもアフィリエイトの方法について書いているので、よろしければお読みください。