ブログ初心者が70記事までに資産記事に改善すべきリライト戦略
「ブログ初心者が60記事から雑誌ブログにするためのカテゴリー整理」という記事では、某女性アイドルグループを例に、「とことん読者目線」でカテゴリーを整理しよう!と提案しました。
まだ読んでいない方は、「ブログ初心者が60記事から雑誌ブログにするためのカテゴリー整理」を読んでくださいね。
さあ60記事まで書いた方、おめでとうございます!
(*^ー^)/゚・:*:・。おめでとう。・:*:・゚\(^ー^*)
60記事目のときは黄色でしたが、緑色に変わりました(笑)
確認ですが、後半戦は目的が前半戦と違います。
【前半戦】
50記事まで⇒とにかく1つでも多く記事を書く
【後半戦】
100記事まで⇒ブログ全体で記事を活かす
さて、第2弾は「消耗記事」と「資産記事」の話です。
「ブログ初心者が40記事を書くための「戦略的な記事ネタ」の探し方」の「資産記事と消耗記事を意識しよう!」で登場した話ですが、趣味ブログを自動販売機化するためには必須の考え方です。
「資産」は私のポケットにお金を入れてくれる。
このブログのコンセプトは、
顔出し、炎上なし、オピニオン記事なし、ブログ論なし、収益報告なしでひっそりとブログを使って自分の好き・得意・趣味を生かした自動販売機化する方法を広めること
ブログは、「自動販売機」になります。
24時間365日、あなたの代わりに価値ある情報を誰かのために提供してくれる優秀な分身になります。
そして、自動販売機ができれば、あなたにとって時間の自由が少しずつ増えていきます。
このブログでの目標は、「月1万円」です。
「月100万円」稼ぎたい人はアフィリエイトをゴリゴリやった方がいいと思いますが、それでも「月1万円」って、ほんと大変なんですからね(-_-;)
どれだけお金のために消えていった人たちを見ていったか。
関連記事>>>ブログ初心者はブログを継続するために「お金以外の目標」を持て!
ただ、私が目標としている「月1万円」は、「生涯月1万円」です。
ブログサービスがなくなったり、日本がなくなったら知りませんが、ブログがある限り、毎月1万円ずつお金が入ってくる仕組みをしっかり作ることです。
そのためには、『金持ち父さん 貧乏父さん』ロバート・キヨサキ著というビジネス書で紹介されている、この考え方が重要です。
「資産」は私のポケットにお金を入れてくれる。
「資産」とは何か?という問いに対する非常にわかりやすい表現です。
わかりやすいけど、じゃあ、その資産をどうやって手に入れるかはそう簡単ではないですね。
この本の中では「不動産投資」がおススメとありますが、このブログでは、「趣味ブログ」をあなたのポケットにお金を入れてくれる「資産」に変える方法をご紹介するわけです。
例えば、Google AdSenseの広告を貼っていれば、そこからあなたのポケットにお金を入れてくれる「資産」となることでしょう。
そのためには、「安定した検索エンジンからのアクセス(検索流入)」が必須です。
賞味期限が短い「消耗記事」ばかり書いていないで、1回書いたらしばらく放置しても大丈夫な「資産記事」を増やしてください。
お金よりも「うれしい」こと
・・・でもね、正直、60記事書いた方は、「お金」のことなんてどうでもよくなってないですか(笑)?
もうそれ以上にもらってるもの、ありません?
あれですよ、あれ。
・
・
・
うんうん。それそれ。1つ1つの反応がうれしいですよね。
これを受け取ってしまったら、ブログが楽しくてたまらないですよね。
あなたが今後もブログを書き続けるエンジンになります。
もし全く反応がないとしたら、まだまだ「自分」のためにだけに記事を書いているかもしれません。
「とことん読者目線」で書き続けることこそが、ブログの王道です。
消耗記事を「資産記事」に変えるリライト戦略
では、今回は、消耗記事を「資産記事」に変える方法をお伝えします。
もちろん、「新しい記事」もできるだけこの発想で書いていただければと思います。
「リライト(re-write)」とは、本来、「他人の記事」を書き直すときに使う言葉のようですが、私は「自分の過去記事」を書き直すときにも同様に使っています。
・・・といっても、60記事あると全部見直すのも大変だと思うので、Google Analyticsで記事の状況を把握しながら修正をしていきましょう。
【事例1】人気記事
分析:人気記事を調べる
Google Analyticsで「行動>サイトコンテンツ>すべてのページ」を見ると、ブログのページビュー数が多い人気記事のランキングが見れます。
例えばこのブログだと、1位はブログのトップページ、2位は「ブログ初心者が20記事を書くまでに「やらなくていい」こと3つ!」、3位は「ブログ初心者が最初の10記事を書くときに守るべき3つのこと!」みたいです。
48(フォーティーエイト)グループでいえば、いわば総選挙で選抜されたメンバーたち(のさらに神7?)です。
※「記事タイトル」を表示する方法は下記の記事を参考にしてください。
改善:「内部リンク」を充実させる。
選抜メンバーは、影響力が大きいわけです。
彼女たちが「〇〇がおススメ!」と言ったら、「〇〇」に興味をもつファンも多いですよね。
ブログ記事でも同じことが言えます。
「人気記事トップ10」から「他の記事」への内部リンクを必要な箇所にどんどん書き加えておススメしてください。
そうすれば、「人気記事トップ10」の「次」に他の記事を読んでもらう確率が高くなります。
【事例2】読まれない記事
分析:読まれない記事を調べる
Google Analyticsで「行動>サイトコンテンツ>すべてのページ」の中で、「ページビュー数」をクリックすると、ブログのページビュー数が少ない順に並び替えられます。
※記事が多い場合は、右下の「表示する行数」を増やしておきましょう。
ちなみに下位の方には、削除した記事や、今はないカテゴリー名、2ページ目以降の一覧なども出てくるので、実際の記事が出てくるまで、順番に見てください。
アイドルグループでいえば、いわば陽が当たっていないメンバーたちです。
消耗記事ばかり書いていると、陽が当たっていない記事がたくさん出てきます(;’∀’)
ブロガーさんのほとんどは、記事を書きっぱなしです。
でも大事なのは、一人一人の個性に光を当てるように、1つ1つの記事に光を当てることなのです。
キャラを明確にするだけで一気に輝くこともあるでしょう。そこはプロデューサーの腕の見せどころです。
改善(1):「タイトル」・「見出し」の加筆修正
誰も気づいていないわけですから、いろいろと目立たない理由があるわけですが、まずは「ブログ初心者が最初の10記事を書くときに守るべき3つのこと!」に戻って、「タイトル」に2つ以上のキーワードが含まれているか、「見出し」にキーワードが1つ含まれているか、確認してください。
改善(2):「文字数」を増やす
たった10行の記事など、文字数が足らない場合もあります。そのため、書き足しましょう。
もし、それが難しければ、既に書いた他の記事と統合することも考えましょう。
改善(3):「相手に価値のある記事」に変える
マーケティングの世界では有名な例えとして「ドリルの話」があります。
お客様はドリルが欲しいのではなく、ドリルを使って開ける穴が欲しいのだ。
例えば、「今日は名古屋の〇〇喫茶店に行きました」と言う記事は、「ふうん。だから?」と更新したとき以外はなかなか読まれません。
- 電源があってコーヒーのお替り自由なので、パソコンでゆっくりブログが書ける喫茶店です。
という情報があれば、私は行きたくなります(*‘∀‘)
- 営業時間を書く
- 混雑する時間帯を書く
- お店への行き方を書く
- おすすめのメニューを書く
- コーヒーのおかわり自由という情報を書く
- 電源の有無を書く
- トイレのウォシュレットの有無を書く
他にもいろいろあると思います。
「読者目線」で価値のある情報(=ベネフィット)を補ってあげるのです。
子育て中のお母さんに向けて書くなら、
- 小さな子ども用のイスがあります。
- 子ども用の可愛いメニューがあります。
- 分煙が完璧です。
といった情報があるとうれしいですね。
でも、この情報を「50代の独身男性」に向けて届けても、届きませんね。
情報の価値とは、「相手」によって決まります。
こういう価値のある情報にすれば、1度書くと今後も読まれる「資産記事」になります。
改善(4):「賞味期限が切れたことを教える記事」に変える
「消耗記事」とは、賞味期限が短い記事のことです。
既に情報が古くなって放置している記事もあるかもしれませんが、気づいた都度、情報を更新してください。
もう読む人も少ないので、記事自体を削除する方法もありますが、「賞味期限が切れたことを教える記事」にするのもテクニックの1つです。
例えば、記事のトップに
「このキャンペーンは、2017年9月10日に終了しました。」
と書けば、その記事にたどり着いた人はすぐに「期限切れ情報」であることがわかります。
実は、「賞味期限が切れていること」自体を知らない人にとっては貴重な情報なのです。
そして例えば、「最新キャンペーン情報」を別の記事で書いたら、記事から別の記事へ内部リンクを必ず貼ってください。
記事の内容によってどの方法がいいのかは試行錯誤するしかありませんが、その情報がどうすれば読者のためになるのか、考えてみてください。
【事例3】平均ページ滞在時間が短い記事
分析:平均ページ滞在時間が短い記事を調べる
Google Analyticsで「行動>サイトコンテンツ>すべてのページ」の中で、「平均ページ滞在時間」を「2回」クリックすると、直帰率が低い順に並び替えられます。
こちらも上位は存在しないページだったりするので、実際の記事が出てくるまで順番に見てください。
改善:「導入部分」を書き直す
記事の第1印象である導入部分が
「どうも、村上です。実は先日うちのネコが・・・」
と全然関係ない導入からはじまっていて、読みたくもないネコの話をされてから、
「では、本題です。」
と書かれても、読む前にいなくなってしまうでしょう。
導入部分は読む人が1番知りたい「答え(結論)」を書いてあげましょう。
大体、最初に書いた導入部分をバッサリ削ると本題が見えてきます(笑)
【注意】
導入部分を最適化すると、実は「滞在時間が長い=良い」、「滞在時間が短い=悪い」とは「限らない」ことに気づくと思います。導入部分で答えが分かった人は、「すぐに満足していなくなる」のが正しい行動だからです。
したがって、個人的には「平均ページ滞在時間」という指標は、あまり深入りしない方がよいと考えています。
ただし、最初のうち、滞在時間が短いものは「導入部分」で問題があることが多いので、見直してみてください。
参考 Web兵法|Webマーケティングの王道
【事例4】直帰率が高い記事
分析:直帰率が高い記事を調べる
Google Analyticsで「行動>サイトコンテンツ>すべてのページ」の中で、「直帰率」をクリックすると、直帰率が高い順に並び替えられます。
直帰率=ブログのある1ページだけを閲覧して、その後の閲覧を止めてしまった訪問者の割合
記事の内容にもよるので直帰率には目安はありませんが、さすがに9割超えていると何かおかしいのではないかと思ってしまいます。
改善(1):「タイトル」と「中身」を一致させる
直帰率が高いということは、読者がそのブログにせっかくやってきたのに、「なんか自分が思ったのと違う」と思って、また検索結果に戻る場合によく起こります。
【事例3】と同様に、導入部分が読者の意図とミスマッチになっている可能性があります。
せっかく興味を持ってくれたのに、ファンを逃してしまったわけですね。
あなたも心当たりありませんか? 検索結果からクリックしたけど、すぐに戻って読まなかったページ。
改善(2):「他のページ」へ適切に誘導する
他のページへの誘導がわかりづらくて、その記事から他の記事に行くことなくブログから離れてしまった可能性があります。
もう一度、「次の記事」も読んでもらえるように必要なところへ他の記事への「内部リンク」をしたり、カテゴリーの整理をして工夫をしましょう。
【注意】
「直帰率」についても、異常値を除けばブログ初心者がそれほど気にする必要はないと考えます。というのも、その記事で満足してくれれば、「去ってもOK」なわけで、直帰率を下げる努力をするのが正しいかどうかは初心者では難しいからです。ひとまず、上記2つの改善点だけはやってみる目安にすればよいかと考えます。
※この記事では下記の2つの記事に書かれている中で、実際に私が実践していることについて書きました。リンク張らせていただきますm(_ _)m
参考
最後に
既にお気づきだと思いますが、「Google Analytics」で多くの人が見るブログ全体のページビュー数(特に月単位、日単位)は使っていません。
なぜなら、見ても個々の記事の改善には何の役にも立たないからです。
大事なのは、1つ1つの記事の状態がどうなっているのかです。
伸び悩んでいる記事を見つけたら、どういう手を打つか。
それを考えるのがブロガーの役割です。
なお、複数のテーマを扱う以上、ブログ内を回遊する仕組みとして「内部リンク(記事間のリンク)」は必須です。次の記事で詳しく書いているので、ぜひお読みください。
関連記事>>>読者に喜ばれる「内部リンク」を張るための12のチェックポイント
さあ、いよいよ残りわずかとなってきました。次は80記事(レベル80)です。
次の記事へ>>>ブログ初心者が80記事までに知りたい「稼いでいる記事」の見つけ方
[box04 title=”70記事達成記念メダル”]
※配布OK素材です(作成者許諾済み)。
※右クリックor長押しして保存できます。
※報告記事を書くときはぜひ載せてください。
※どの記事にもなじむように透過PNGです。[/box04]
[box04 title=”70記事達成スタンプカード”]
【製作】いけゆうさん(@ikeyu_design)
※配布OK素材です(作成者許諾済み)。
※ダウンロードしてあなたの記事に載せてもOKです。[/box04]