トレンドネタとオピニオン記事でPV数を増やすときの注意点
「トレンドブログのメリットとデメリットと趣味ブログへの活用方法」という記事で趣味ブログでもトレンドブログ(トレンドアフィリエイト)的な要素を入れられるよ、ということを書きました。
トレンドブログの1番のメリットは「とにかくアクセスを集めやすい」につきます。
ただ、「あんまりピンとこない(‘◇’)」という意見もtwitterでいただいたので、もう少し実際に私がやっていることを書いてみたいと思います。
「ネタ」のパワーがあれば、ブログ初心者でも勝てる・・・かも
(↑私はこの画像をよく見ますがpixabayにあります(笑))
まず、次のような「トレンドネタ」は、「ネタ」自体が力を持っています。
- 芸能ネタ(特に熱愛・不倫などのゴシップ記事)
- 時事ネタ(政治・経済・文化)
- 事件ネタ
- テレビネタ(ドラマ・バラエティ番組・アニメ)
- スポーツネタ(野球・サッカー
- ゲームネタ(ソーシャルゲーム、ポケモン)
したがって、「誰が発信したか?」という情報発信の要素を飛び越えて、「何を発信したか?」が重視されます。
検索エンジンで上位にいけば、誰が発信したかどうかの前に、「知りたいことが分かった」と満足するからです。
また、これはSNSも同じで、通常はフォロワー数が多い「誰が発信したか?」という側面が重視されるのですが、「ネタ」としてパワーを持っていれば、「何を発信したか?」で拡散されるのです。
そのため、ブログ初心者であっても、「バズ」を起こすことが可能なのです。
ここが重要な点となります。
そして、このネタとしてブログ初心者でも使いやすいのが、「トレンドネタ」です。
なぜなら、トレンドネタは、「昔からあったもの」ではなく、「今まさに生まれたもの」なので、すべてのブロガーが「よーいドン!」で書き始めるので、同じスタートラインに立てるのです。
・・・とはいえ、ブログ自体の強さがあるので、ブログ初心者の場合はGoogleが拾ってくれるまで時間がかかります(;’∀’)
そのため、ブログ初心者は「SNS」で拾ってもらうのが最初の目標ですね。
トレンドネタ(消耗記事)と資産記事をハイブリッドで書く!
「ブログ初心者が最初の10記事を書くときに守るべき3つのこと!」という記事では、あえて「何」を書けとは指定していませんでしたが、もし、結果を少しでも早く求めるのであれば、「トレンドネタ」を書きましょう。
別に苦手な芸能ネタを追いかけろとは言いません。
あくまでも、自分がブログで書きたいテーマに関して、トレンドネタになることです。
「ブログ初心者が40記事を書くための「戦略的な記事ネタ」の探し方」という記事の中で資産記事と消耗記事の話を書いています。
- 資産記事:1回書いたら何年にもわたって読まれる記事
- 消耗記事:一瞬のアクセスは多いが賞味期限が短い記事
トレンドネタはまさに「消耗記事」になります。
だから、結果を早く求めるにはトレンドネタが向いています。
「あれ? クロネさん、なんかいつも言ってることと矛盾してない?? 自動販売機にならないじゃん」
大丈夫です。
100%消耗記事を書いてくださいとは言いません。
資産記事と消耗記事を両方書きます。
つまり、ハイブリッド自動車が「ガソリンエンジン」と「電気モーター」の良いとこどりをして走るように、ブログも2つの異なる性質をもつ記事を書いていくのです。
例えば、10記事あれば、最初のうちは資産記事:消耗記事=4:6とか=5:5でもいいわけです。
それでも20~30記事くらい書いただけではトレンドネタを書いてもヒットすることはないかもしれませんが、SNSで増やすには単に資産記事を書くだけよりは早くなります。
資産記事は残念ながら、細く長く読まれるのですが、動き出しが遅いですからね。
※そもそもいつまで経っても読みに来る人がいないのは、ブログ自体のパワー(ドメインパワー)がつくのに時間がかかるというのもありますが。
なお、トレンドネタは、長く書く必要はありません。
そもそも「さくっと知りたいネタ」なので、私は300文字~800文字くらいしか書いていません(後で再利用するときも実は楽)。
ブログ初心者は広告に誘導するな!
1.「広告」ではなく「資産記事」へ誘導する
最初のうちは、広告(Google AdSense)自体に誘導するトレンドアフィリエイトではなく、「他の資産記事」への誘導を重視します。
つまり、トレンドネタでつかんで、自分が本来読んでほしい「資産記事」へ誘導するのです。
「資産記事」自体で来てくれればいいですが、最初のうちはなかなか難しいですよね。
だから、まずはお試し的な記事を書いて、資産記事に誘導して、「2ページ目」を読んでくれる読者を増やすのです。
「この人こういう記事も書いてるのか」と思ってもらえたらしめたものです。
当然ですが、トレンドネタと資産記事のネタは「同じテーマ」である必要があります。
芸能人のスクープでつかんでおいて、クラシック音楽のページに誘導しても誰でも行きませんよね(クラシック業界のタレントのスクープ? まあ、それは・・・ありか?)。
2.さらに「SNS」へ誘導する
そして資産記事を読んで終わり・・・ではなくて、
既にフォローしている人は「リツイート」を、twitterのリツイートでやってきた人(もともとフォローしていない人)は、「twitterでのフォロー」を誘導することで、じわじわとファンを増やしていきましょう。
SNSボタンはたいていのブログに標準装備されていると思います。
ただ、最後に一言、「この記事が役に立った方はリツイートをお願いします」とか、「twitterにブログ記事の更新情報を流すので、フォローしてください」と背中を後押しすると良いでしょう。
この表現は、フォロワー数が多いブロガーさんのブログを見て、良い表現があれば使ってみてください。
みんな同じようで微妙に違うと思いますので。
オピニオン記事を書くなら自分の土俵で書け!
さて、トレンドネタともう1つ、オピニオン記事(意見記事)についてもご紹介しますが、こちらもトレンドネタと基本的な考え方は同じです。
やはり、オピニオン記事自体が「力」を持っています。
したがって、ブログ初心者だからと言って、人の心をつかむようなオピニオン記事を書けば、SNSで拡散します。
トレンドネタとオピニオン記事の違いは、
- トレンドネタ:検索・SNSの両方
- オピニオン記事:主にSNS
と考えます。
つまり、オピニオン記事はどちらかというと検索向きではないということです(個人的な感想です)。
ブロガーさんで数か月でいきなり目立つ活躍をする方は、たいてい「オピニオン記事」で伸びています。
いきなりリツイート1000回以上とかはてなブックマーク1000個以上とかです。
その人がもともと有名だったのではなく、「発言がその人を有名にした」のです。
特に、1つのオピニオン記事で拡散(あるいは炎上)してから、続けて2つ目、3つ目とオピニオン記事を書いていけば、一気にSNSで拡散し続けます。
あるブロガーさんに聞いてみると、数か月経っても1つの記事がリツイートされ続けているそうです。
・・・まあ、ふつうの人はマネしない方がいいのですが、オピニオン記事はパワーがありますよね。
だから、もし書きたいとしても、「自分の土俵」で書いてください。
自分の好き・得意・趣味を活かしてオピニオン記事を書いてください。
間違っても、自分の嫌い・苦手・興味ない分野でオピニオン記事は書かないでください。
それで誤って炎上して、さらに火に油を注いでしまった人たちを見てきました(ブロガーに限らず消えてしまったのですが)。
何が言いたいかというと、オピニオン記事には「負の要素」ももれなく一緒についてきます。
それに耐(た)えられればいいですが、ブログ初心者がなんとかできるようなものではなく、火消しをしたつもりが火に油をそそいでしまって、さらに炎上・・・まあ、芸能人でそういう話は見てきていますよね。
そういうわけであんまり「強すぎる」主張は、個人的におすすめしません。
必ず反論する人が出てきます。
強すぎれば強すぎるほど、その数や勢いは増えます。
だから、オピニオン記事を書くにしても、最低限、自分の土俵で書いてください。
そうすれば、何か起こったときに、まず「ヤバイ」とだけは気づけるでしょう(自分の土俵以外でやると気づかずに深みにはまります・・・)。
終わりに
ブログ初心者がトレンドネタとオピニオン記事で読者数を増やすときの注意点についてみてきました。
当然ですが、ブログ初心者でなくとも、ある程度記事を書いているブロガーさんも同じことができますので、ブログを書くときに取り入れてみてください。
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