プロフィール記事で読者のハートをつかめ!具体的な5つのテクニック
「ブログのプロフィールがありきたりでどう書いたらいいか分からない!」
そんなあなたに贈る、題して「プロフィール記事で読者のハートをつかんじゃえ大作戦」です。
・・・大作戦って(なんか古い!)。
これから、このブログのプロフィール記事の代わりに書いた「月間8万PVで月間収益0円だったある趣味ブロガーの話」について、私が使った5つのテクニックをご紹介します。
- テク1.最初に引きこむ
- テク2.現在⇒過去⇒未来で書く
- テク3.失敗談・どん底・コンプレックスを書く
- テク4.感情をストレートに書く
- テク5.全部書かない
なぜブログのプロフィール記事が大事なのか?
さて、テクニックをご紹介する前に、プロフィール記事の重要性について書いておきます。
アフィリエイターなら、「自分」のことについて書く必要はありません。
なぜならアフィリエイターにとって主役は「商品やサービス」だからです。
個性やキャラを出す必要なんて全くありません。
一方、ブロガーにとっての主役は「自分」です。
プロブロガーと呼ばれる人たちは、個性やキャラがめちゃくちゃありますよね。
まあ、あそこまで突き抜けられる方は、目指してもいいかもしれませんが、このブログのコンセプトは
顔出し、炎上なし、オピニオン記事なし、ブログ論なし、収益報告なしでひっそりとブログを使って自分の好き・得意・趣味を生かした自動販売機化する方法を広めること
で、プロブロガー講座ではありません。
しかし、プロブロガーまで個性やキャラを出さないにしても、ブログを書いた人はどんな人だろう?という要望にはちゃんと応えましょう。
顔出しはしないので、文章で伝える必要があります。
その役割を引き受けるのが、プロフィール記事です。
名前(ハンドルネーム)、出身や住所、生年月日や年齢、趣味などの基本情報は、書ける範囲で書いていると思うのですが、これからご紹介する「プロフィール記事」というのは、あなたの「人となり」が分かることを重視しています。
テク1.最初に引きこむ
これはプロフィール記事に限ったことではありませんが、あなたが思っているほど読者は記事を読んでくれません。
だから必ず最初で引きこんでください。
なんでクロネさんはブログに『アドセンス』貼ってないんですか?
2013年の「あの日」、交流していたブロガーさんから言われた一言が、今の私のすべての始まりでした。
このブログは「趣味ブログで稼ぐ」ことがコンセプトなのに、いきなりアドセンスを知らないところから始めています(笑)
きっと、「えっ? アドセンス知らなかったの! 意外!」と思われた方もいると思います。
そこがテクニックです。
テク2.現在⇒過去⇒未来で書く
時系列順で言えば、「過去⇒現在⇒未来」がふつうなのですが、1番目に「現在」を書きます。
現在:今の「自分」について簡単に書く
なぜなら、ブログを読んだ人にとって、今、目にするあなたは「現在のあなた」だからです。
最初に知りたいのは、「現在のあなた」です。
こんにちは。趣味ブロガーの「クロネ」と申します。
この記事はテクニック1でインパクトのあることを書こうとしたときに、過去のやり取りを入れてしまっているのでちょっと変則的ですが、「趣味ブロガー」であることを自己紹介代わりに書いています。
例えば、あなたが不動産投資をしている副業ブロガーなら、
「今は会社員ですが、本業のかたわら、不動産投資で年間1,000万円の収入を得ています」
といったことを1番目に書くのです(すごいね!この人)。
過去:「現在につながるエピソード」を書く
そこから一度タイムスリップして、「過去」に向かいます。
なぜなら、「現在のあなた」が今こういう姿をしているのは、「過去のあなた」に理由があるからです(ちなみに『バック トゥ ザ フューチャー』が大好きでした)。
そして、ここで重要なのは、「現在につながるエピソード」を書くということです。
【大学時代】ブログ黎明期と書評ブロガー
⇒「amazonアソシエイトの報酬が少なすぎて広告を貼る意味がないと思った」というエピソード
【2013年1月】月間8万PVで月間収益0円
⇒月間8万PVなのに月間収益0円だったエピソードでさらに「アドセンスすら知らなかった」ことを補強
【2013年2月】月間8万PVで月間収益3,721円
⇒とあるブロガーさんと出会って「収益化に目覚めた」エピソード
例えば、
「大学時代に『金持ち父さん 貧乏父さん』という本に出会って衝撃を受けてから、不動産投資に興味を持つようになった」
といった「現在につながる」エピソードを書くのです。
未来:「ブログで情報発信している目的」を書く
さて、過去にタイムスリップして、だんだんと現在に近づいて来ます。
そして、未来について書きましょう。
未来とは、ブログで情報発信している目的のことです。
「月間8万PVで月間収益0円だったある趣味ブロガーの話」では、「【2017年9月】「趣味ブロガーの副業戦略」スタート」の部分でブログで情報発信している目的について書いています。
だから、はじめることにしました。
「大事なこと」と「そうでないこと」を分けるために。
例えば、
「自分と同じように不動産投資をしようと思っているけどなかなか1歩目が踏み出せない人たちをサポートしたいからブログで情報発信をしている」
というようなことを書くのです。
ここで、なぜこの人はブログをやっているのか、ということが「1本の線」になってつながります。
だから、1つの「物語(ストーリー)」として成立し、長くても読みやすい記事になります。
下記の記事でも同じ流れで説明がありますが、女性の方はこの記事の方が分かりやすいかも。
【参考】手芸のスギサク-手作り品のゆるPR部
テク3.失敗談・どん底・コンプレックスを書く
実は、テクニック2の「現在⇒過去⇒未来」の流れと合わせて、多くのビジネス書(特に自己啓発本)で使われているテクニックがこの「失敗談」、「どん底」、「コンプレックス」です。
例えば、次のような流れのものをよく見かけます。
- 現在:今は成功している状態
- 過去:失敗談、どん底、コンプレックスとそれを乗り越えたエピソード
- 未来:自分と同じように成功する人を増やしたい
さきほど、テクニック2で「過去」の話をしました。
私の場合は、「月間8万PVで月間収益0円」というのが失敗談です(笑)
収益的には本当にどん底ですね。
例えば、
「大学時代に『金持ち父さん 貧乏父さん』という本に出会って衝撃を受けてから、不動産投資に興味を持つようになった」
といったことをエピソードとして書くと書きました。
さらにもう1段階掘り下げて、
「大学時代に父親の会社が倒産して学費をアルバイトで稼ぐ毎日の中で、たまたま手に取った『金持ち父さん 貧乏父さん』という本に出会って衝撃を受けてから、不動産投資に興味を持つようになった」
とすると、話の深みがぐっと出ます。
人はここから「V字回復」をする話が大好きです。
つまり、失敗談・どん底・コンプレックスを書くことによって、その後の成功談との「ギャップ」が生まれるのです。
「生まれながらに大金持ちの子どもで、学業優秀、スポーツ万能です」だなんて過去を聞いて、共感できるでしょうか?
私なら、そっと記事を閉じますね。
テク4.感情をストレートに書く
また、その時の自分がどう感じたかを、ストレートに書いてみましょう。
確かに記事の更新が止まっていたので、少し気になっていましたが、まさかブログを削除するほどとは思っていなかったので、さすがにこのときばかりは凹(へこ)みました。
ストレートに書くコツは、「話し言葉」で書くことです。
もちろん、あんまりくだけた言葉を使いすぎると逆効果になる場合もあるので、ブログの読者に合わせる必要がありますが、ストレートに感情を表現した方が、相手は「共感」しやすくなります。
その「光景」が目に浮かぶような表現もあるといいですね。
「当時は1日3食がもやしだったときもあったが、『金持ち父さん 貧乏父さん』を読みながら、いつか見返してやる!と思いながら、他の不動産投資に関する本をむさぼり読んだ」
「いつか見返してやる!」とか「むさぼり読んだ」とかは、強い感情がこめられています。
そして、見てもないのに「皿にのったもやし」が浮かんできます(笑)
テク5.全部書かない
最後にして1番大事なのが、「全部書かない」ということです。
1万字のプロフィール記事。
大作ですね。
自分のことなんて1万字でも語りつくせないでしょう。
・・・でもゴメンナサイm(_ _)m
ハッキリ言って、読む方は疲れます。
だから、自分の今までの人生の中で、「これは外(はず)せない」というエピソードだけに厳選してください。
実は「月間8万PVで月間収益0円だったある趣味ブロガーの話」は、数あるエピソードの中から厳選しています。
核になるエピソードは「とあるブロガーさんとの出会い」です。
なぜなら、それこそがこのブログ「趣味ブロガーの副業戦略」においてカギとなる、「趣味ブログの収益化」のきっかけだったからです。
そのエピソードを目立たせるために、余計なことは全部省いています。
1万字書こうと思えば簡単に書けます。
でも、1万字書いたら、本当に伝えたいことが分かりにくい文章となってしまいます。
話があっちに行ったり、こっちに行ったりするからです。
多ければ多いほどいいわけではありません。
本当に書くべきことは何か、もう一度よく考えてみてください。
最後に:最初から完璧にする必要はない
5つのテクニックをおさらいしましょう。
- テク1.最初に引きこむ
- テク2.現在⇒過去⇒未来で書く
- テク3.失敗談・どん底・コンプレックスを書く
- テク4.感情をストレートに書く
- テク5.全部書かない
やっていることもあれば、やっていないこともあると思いますが、最初からプロフィール記事を完璧にする必要はありません。
それだと手が止まってしまいます。
むしろ、たくさんの記事を書く中で、少しずつ修正していけばいいでしょう。
記事を書いているうちに、ブログのタイトルが変わったり、コンセプトが変わったりすることがあります。
そういうときは、プロフィール記事も更新していけばいいのです。
ブログは何度でもやり直せるのですから。
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