「何記事くらい書いたら稼げるようになりますか?」という質問への答え
ブログやアフィリエイトで稼ぎたい方の中で次の質問をしてしまう場合、残念ながら「稼ぐ」ことから離れています。
- 何記事くらい書いたら稼げるようになりますか?
- ○○さんは□□という意見ですが、どう思いますか?
- 時間がないのでもっと楽な方法はないですか?
- どのテーマ(ジャンル)が稼げますか?
- どうやったら○○できますか?
逆にここに書いてあることを質問しないで突き進む人は誰にも止められません。
あくまで個人的な感想です。
でももし「ドキッ」とした方は、一度立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。
こんな質問してない?よくある5つの質問
1.何記事くらい書いたら稼げるようになりますか?
私が教えてほしいです(笑)
30記事で稼ぐ人もいれば100記事、200記事書いても稼げない人がいます。
アフィリエイトなら、
「どのくらい作業したら稼げるようになりますか?」
でしょうかね。
それ、アルバイト感覚ですよ。
- テーマ(ジャンル)
- 記事の文字数
- 記事の書き方
- ネタを投稿するタイミング
- Googleの機嫌
などなど、要素が多すぎます。
「どれくらい勉強したら東大に合格しますか?」
と言われて答えられないようなものです(東大に合格するよりは時間はかからないとは思いますが)。
偏差値70の人と30の人に向かって同じこと言えますか?
言えませんよね。
もしそんな、1時間働いたら1,000円がもらえるような仕事がよければアルバイトをした方が確実に1,000円がもらえます。
2.○○さんは□□という意見ですが、どう思いますか?
さあ~( ˘ω˘ )
例えば、東大に合格する勉強法について、
「○○ハイスクールの〇〇先生は、朝から勉強しろと言っているんですが、どう思いますか?」
と質問されても、「勉強できるときに勉強したらいいんじゃない?」としか答えられません。
同じように、
「○○さんはこれからはブロガーも『顔出し』が必須だと言ってますが、どう思いますか?」
と質問されても、「好きにしたらいいんじゃないですか?」としか答えられません。
なぜならこれは、『顔出し』するかどうかを実は質問していないのですね。
中身を検討しないで他人に判断を丸投げしているわけです。
それは質問ではありません。
例えば、
「ホワイトSEOとブラックSEO、どっちが稼げますか?」
というのも、その人との相性はあっても優劣はないので、ホワイトでもブラックでも稼いでいる人はいっぱいいます。
では、「ホワイトSEOの方が稼げますよ」と言ったらホワイトSEOをするのでしょうか?
「ホワイトSEOをやったけど稼げなかった。これは教えてくれた○○が悪い」となってしまうのは・・・おかしいですよね。
こうやって「自分」で判断せずに他人に判断を丸投げしている限り、ずっと人のせいにして結果がついてこないのです。
3.時間がないのでもっと楽な方法はないですか?
だからそんな方法があったら教えてくださいよ~、私に(^O^)/
「時間がない」と「簡単な方法を探す」のうち、より根本的な問題は「時間がない」の方です。
優先すべきは「時間を作る」ことです。
ブログもアフィリエイトも必ず時間がかかります。
記事を外注しても最初に指示を出さないといけないし、書いてもらった原稿をチェックしたり編集する時間が必要です。
勉強だって、勉強する時間を確保しないで
「一晩で英単語が丸暗記できる道具とかないですか?」
と言ってるようなものです。
ドラえもんの道具みたいなものはないんです。
時間を作ることについては『エッセンシャル思考』という本を読んで実行してください。
え? 本を読むひまがない!?
『エッセンシャル思考』は漫画版も出てるから、漫画部分だけでも読んでみてくださいよ。
(そもそも本を読むひまがないならブログも書けないんだが…)
4.どのテーマ(ジャンル)が稼げますか?
あれ、このブログの他の記事、隅々(すみずみ)まで読みました(;’∀’)?
答え書いてますよ(↓)。
5.どうやったら○○できますか?
「どうやったら「ブログ」を作れますか?」
うん。まずはググろうね。
「「ググる」って何ですか?」
え? そこから(;’∀’)??
要するに、ググればわかるようなことをググらずに聞くのはいかがなものかな、ということです。
もちろん、ググり方が悪いとかはしかたないと思います。
しかし「ググりもしないでいきなり答えだけ質問する」のはお互いにとって時間のムダです。
最近は「ググってもカス」な検索結果しかない時もあるので、そういう時は仕方ありませんが、「これだけググって調べましたがこういうところがわかりませんでした」と言ってもらえればだいぶ印象が変わります。
そもそも検索結果からブログにやってくる人のために書いているのに、自分が検索しないなんてことがあっていいのでしょうか(;’∀’)
ちなみに、私は5年前に
「『あどせんす』って何ですか? 何かブログに貼るものがあるんですか?」
って、ググらないで聞いてましたからね。。。
どんだけダメダメだったかは、下記の記事に書いてあります。
「行動した後」の質問は、良い質問
一方、ブログやアフィリエイトで稼ぐ人の質問は、とっても「具体的」です。
「100記事書いてアクセスも月3万PVあるんですけど、月1000円しか稼いでないんですよ」
→確かにそのブログなら月1万円は軽くありそうですね。そもそもアドセンスはどこにいくつ貼ってるんですか?あー、ここにも貼ったら増えるかも(^◇^)
「私、ブロガーも『顔出し』が必須だと思って今までやってきたんですが、別に顔出ししてもあんまり変わらないどころかちょっと怖くなってきたんですが、どう思いますか?」
→無理に顔出ししなくてもイラストとかでもいいんじゃないですか(^◇^)
「なんとか時間作って記事書いてるんですが、記事を書くときにどうしても迷って4時間も5時間もかかるんですよ。何か記事を書くために楽になる方法とかないですか?」
→記事の書き方テンプレートを用意したので一度使ってみたらどうでしょう(^◇^)
「自分でいろいろ考えたところ、毎月20冊の4コマ漫画雑誌を読んでいるので、4コマ漫画ネタでトレンドアフィリエイトをするのはどう思いますか?」
→なるほど、漫画だから意外といけるかもしれませんね(^◇^) 著作権に気をつけてやってみたらいいんじゃないですか。
「○○についてググって実際にやってみたんですが、どうしてもこの画面で止まってしまうのですが、他でも答えはないんですが、どうしてでしょう?」
→なるほど、ここはこれをチェックすればOKですね(^◇^)
・・・みたいな感じですね。
行動すれば、成功しているか失敗しているかどうかはともかく、大きいか小さいかにかかわらず、何らかの結果が出ています。
行動して結果が出た上で質問をするので超具体的なのですね。
「行動する前」から、あれはどうですか、これはどうですか、と聞いても、あいまいな答えしか返せない場合が多いのです。
せめて自分で調べる、考える、行動するといった過程がないと、たとえ答えが正解だったとしても、受け入れる準備が本人にないのですね。
だから答えを聞いても良く分からない。
試行錯誤が重要なのはそのためです。
※ただし、本名や生年月日といった「個人情報(顔出しも)」を出すように、一度やると元に戻しにくいものについては、行動前だとしても、慎重に検討してくださいね。他にもあると思います。
終わりに
なんか「あれ、自分のこと言われてるのかな(´;ω;`)」と涙目になってしまった人もいるかもしれませんが、サロンとかコンサルの運営者にくる質問って、こんな質問ばかりですよ。
それをさばくのって、本当に大変です。
だから、質問する側の「質」を高めておかないと、絶対に破たんします。
「育てる」ってことを甘くみたらいけないんです。
特に「他人を稼がせる」のはエネルギーがいります。
そして、これはちゃんと書かないといけないのですが、サロンやコンサルをしている方の中には、本当に親身になって育てようという気持ちでやっている人もいます。
そういう人に巡り合えたら本当にラッキーですね。
どんどんついて行ってください。
ちなみに私は物理的に無理なので、やりません。
ごめんね。
このブログに書けるだけ書きます。
※web軍師さん(@webgunshi48)の次の記事でも「ブログで稼ぎたいです。私は稼げるようになるでしょうか?」もぜひお読みください。