なぜ「役に立つ記事」をがんばって書いても稼げないのか?

この記事では、すべてのブロガーさんに残念なお知らせをするとともに、なぜ一部のブロガーさんはそれでも稼いでいるのかという疑問に答えてみたいと思います。

※この記事は「なぜあなたのブログは稼げないのか?」を深堀りした記事なので、ブログ初心者向けではありませんが、初心者の方でも「読みもの」としてこんなこともあるのかなあ、くらいに思っていただければと思います。

※稼ぐつもりがまったくない方は、読む必要がないので戻りましょう。

「役に立つこと」と「稼ぐこと」は直結しない!

そのヒントとなるのが、アフィリエイター界では有名な「ネトビジュ」を運営されている桜井さん(@netbiju)の次の記事です。

参考 ネトビジュ

「人の役に立つサイトを作る」と「稼ぐ」は関係性はあるが直結はしていない

すごく大事な部分を引用させていただきます。

「人の役に立つサイトを作る」というのは「手段」です。当たり前にやっていなければいけないことですが、それをすれば万事OKというわけではありません。

例えば、何かで困っている人に最善の解決策を提示して助けたとしましょう。でも、お金は入りません。

実際は「人の役に立つ」という行為を、サービスとして成立させたりお金に変換する知恵をふり絞らないと収益化はできないわけですね。

出典:「人の役に立つサイトを作る」と「稼ぐ」は関係性はあるが直結はしていない

この最後の部分ですね。

「人の役に立つ記事」を書くといった方がしっくりくると思いますが、どんなに「人の役に立つ記事」を書いてもそれが「収益化」しなければお金にはなりません。

当たり前ですが、「稼げない記事」では稼げないのです。

つまり、「人の役に立つ記事」だけではダメで、「稼げる記事」でもある必要があるのです。

多くのブログ論は、ここで盛大に空振りをします。

「人の役に立つ記事」のことについては多くの人がブログ論として記事を書いていて、正直、お腹いっぱいです。

一方、「稼げる記事」のことについてブログ論として書いている人はまだまだ少ないです。

なお、「ブログ論」自体が稼げないジャンルですが、それでも稼ぎたい方は下記の記事もお読みください(アフィリエイト論なら情報商材で稼げます)。

関連記事>>>収益報告・ブログ論は稼げる?ブログ運営記事の収益化の方法10選

アフィリエイターは稼げる商品から逆算する!

さて、私が「稼ぎたかったらアフィリエイターになりましょう!」と言っているのは、アフィリエイターは「稼げる商品」から逆算しているからです。

【アフィリエイトで稼げる主なジャンル】

  1. 金融系:カードローン・キャッシング、FX、クレジットカード、債務整理
  2. マッチング系:転職(一般、看護師、薬剤師、SEなど)、婚活、出会い系
  3. 美容系:脱毛、脱毛器、エステ、育毛剤、オールインワンゲル、ダイエット
  4. 健康食品系:酵素、青汁、葉酸
  5. 食品系:カニ
  6. 見積系:引越し、車・バイク査定、不動産査定、自動車保険
  7. 資料請求系:通信教育・資格講座、無料サンプル(化粧品など)
  8. 定期継続系:ウォーターサーバー、格安SIM、レンタルサーバー、Wi-Fi
  9. ノウハウ系:情報商材

例えば、「○○転職」という転職系のアフィリエイト案件があった場合に、そこから逆算して、ターゲットや検索キーワードなどを細かく設定してからアフィリエイトサイトを作ります(すごくざっくり表現しています)。

このとき、100記事以上の大規模サイトを作る人もいますし、10記事程度のミニサイトを作る人もいます。

どんな方法でも稼ぐことができれば正解です(その人にとっての)。

だから、「まず商品ありき」、もっといえば「まず収益ありき」です。

素晴らしい作品を世に出すためにアフィリエイトをしているわけではなく、稼げるからそこまでサイトを作っているのです。

※心を折るサイトの公開をあえてしているトップアフィリエイターの皆さまは、素晴らしい作品を世に出して、かつ、収益化しているので、絶対にマネしてはいけません(笑)

ブロガーはとにかく撃って撃って撃ちまくれ!

そもそもなぜ稼げるブロガーがいるのか?

一方、ブロガーさんの中には稼いでいる人もいます。

これはどうしてかというと、「好きなことを好きなように書いていたら、たまたま誰かが商品を買ってくれた」からです。

つまり、「人の役に立つ記事」かつ「稼げる記事」になっているということです。

例えば、「こんなはずじゃなかった大賞(仮)」という雑記ブログを運営してるAさんは、ブラック企業ネタをどんどん記事にして書いていました。

するとその中から「たまたま」ターゲットと検索キーワードがマッチして、「○○転職」のアフィリエイト広告を貼ったら「何か知らないけど発生」するわけですね。

※個人的にはブラック企業ネタは後で紹介する「成約」までの距離が遠いと思われるので、発生するのかは疑問です。

言い方はとっても悪いのですが、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる大作戦」です(笑)

「アフィリエイター」がゴルゴ13やシティハンター並みの1発必中の「凄腕スナイパー」だとすれば、「ブロガー」はガトリング砲でとにかく当たるまで弾を打ちまくるというように、全く方法論が異なるのです。

だから、ブロガーが「とにかく記事を書け」というのを見て、アフィリエイターは、「そんなに記事を書いてどうするのか・・・」と温かく見守っているわけですね。

何しろ、雑記ブログの場合、稼げた記事の裏には、稼げない無数の記事たちが存在するからです。

ブロガーがアフィリエイターに勝てる場面

ただし、ブロガーのこのやり方がバカにできないのは、「アフィリエイターが知らないお宝キーワード」が発掘できるという点です。

逆算からの発想はムダがないのですが、ムダがないゆえに「ムダだと思っていたものの中に実はお宝キーワードがあった」というケースを取りこぼします。

・・・まあ、トップアフィリエイターの皆さんは、そんなザコは放置しているのかもしれませんが、ブロガーにとってはガチのアフィリエイターが来ないブルーオーシャンです。

気づいたら特別単価(通常より高い報酬をもらうこと)をもらって、月何十万円とか月100万円以上稼ぐ人が現れたりします。

さらに、ブログはいろいろな記事を書いている分、被リンク(他のサイトやブログからの外部リンク)がつきやすいなどの理由で、ブログ自体が力を持っていたりします。

したがって、検索上位を見ると、アフィリエイトサイトに混ざってブログが10位以内に入っていることもあります。

一発屋にならないためのブロガーの注意点

とはいえ怖いのは、稼げるブロガーというのは、「たまたま」稼げた場合が多いので、たまたま稼げた案件がなくなったり、特別単価が終了すると、いきなり稼げなくなるという点です。

当たり前といえば当たり前なのですが、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる大作戦の問題点は、「再現性」が低い点です。

宝くじに当たったようなものです。

アフィリエイターの場合、サイトが飛ぶ(検索上、圏外に落ちること)ことを前提にしており、全部飛んだとしても復活する人たちがたくさんいますが、ブロガーの場合は、自分の収益が落ちたときに、復活する方法がよくわからないのです。

したがって、ブロガーの中にはある程度稼いだところで「サロン」や「個別コンサル」という自分でコントロールできる収益化の手段に移行するのは、ある意味、正しい選択とも言えます。

・・・もちろん、そこで教えていることに再現性が全くなければ、だんだん人は逃げていくし、人に教えるって違う大変さがあるんですけどね。

また、Google AdSenseをメインにしていくのも合理的な判断だと思います(←私はこっち派)。

ブロガーが「稼げるジャンル」で記事を書くときの注意点

なるほど、じゃあ、アフィリエイターと同じで「稼げるジャンル」で記事を書けばいいんだ!というところにふつうはたどり着きますよね。

私もそのとおりだと思います。

しかし、ブロガーが稼げるジャンルで記事を書いても稼げるとは限らない、という点についても書くことにします。

特に自分の体験談や知り合いの体験談で書こうとするのがブロガーの発想だと思いますが、そもそもその体験談は、商品やサービスの「成約(購入・申込みなど)」まで距離が遠いのではないでしょうか?

この点は、ブラックSEOで有名ななかじさん(@ds_nakajima)の次の記事をご紹介します。

参考 アフィリノオト | 本当は教えたくないブラックな稼ぎ方

“キーワードから成約までの距離”とサイト構成の考え方

この中から引用させていただきます。

ユーザーの検索意図を意識したサイト構成が作れるかどうかでサイトアフィリで稼げるかどうかが決まると言ってもいいです。サイト構成が上手でサイトアフィリで結果が出てない人っていません。結果が出てない人は、ほぼ全員がサイト構成が下手です。上位表示されているサイトの内容を真似したつぎはぎだらけのサイト構成になってます。共起語、網羅性、長文だけを意識して、ユーザーのことが全く考えられてません

例えば、自分の体験談や知り合いの体験談を書くのはなぜですか?

それは「自分が書きやすい(自分が頼みやすい)」からですよね。

でもそれって、なかじさんの言葉を借りると「ユーザーの検索意図を意識」しているのでしょうか?

つまり、最初に書いたように、「逆算」が重要ということです(とてもざっくり言っています)。

もちろん、逆算した結果、自分の体験談や知り合いの体験談が使えたら、それでいいのですが、「自分の体験談や知り合いの体験談」からすべてを始めているから成約しない記事が生まれている場合がある点にご注意ください。

終わりに

アフィリエイターとブロガーの違いはこれだけではないし、両方をミックスしている人もいると思いますし、この分析自体が私のただの思い込みの可能性もありますが、とにかく言いたかったのは、稼ぎたかったらアフィリエイターが早い、という点です。

・・・でも、アフィリエイターをやろうと思ったら、「自分の好き・得意・趣味」を活かせない場合が多いです。

脱毛やキャッシング、転職とか言われても、難しいですよね。

だから、私はあえて「月1万円」という低いハードルに設定して、趣味ブロガーというプロブロガーでもアフィリエイターでもない立ち位置をご紹介しています。

まあ、ちゃんとやれば月1万円は通過点に過ぎないのですが、既に100記事以上記事を書いている方も、よかったらゼロから自分の記事を見なおしてみてください。

やってないことがたくさんあると思いますよ。

次の記事へ>>>ブログ初心者が100記事まで書き続けるための10段階講座