ペルソナよりも、目の前にいる「たった1人」が欲しがるサービスを作る。
こんにちは。クロネです。
アフィリエイトの記事を書いたことがある方なら、
「ペルソナを設定しましょう」
と聞いたことがあるもしれません。
自分はいつも違和感があって、
「ペルソナって誰?」
と思っていました。
もともと「複数人」で商品開発などをするときに、
「みんなが同じ方向を向くため」
にペルソナを設定しています。
そのためにいろんな調査から集約した「架空のターゲット」を設定するのは確かに意味があるのでしょう。
一方、「ひとり」でブログの記事を書くときはその必要はないのではと考えています。
むしろ
「たった1人の読者」
のために、その人が喜ぶ記事を書いた方が、濃い記事が書けます。
たった1人のために
さて、これはブログだけの話ではないのではないかと考えます。
自分は経営コンサルタントやライターの仕事をしていますが、似たようなこととして、
目の前にいる「たった1人」が欲しがるサービスを作ること
をやっています。
ペルソナは「架空の実在しそうな人」ですが、そうではなく、「リアルに本当にいる1人」のためにサービスを考えます。
経営コンサルタントの仕事をする中で、目の前のお客さんが困っていることを解決するために徹底的に試行錯誤すると、意外と他のお客さんにも共通して使えることがあったりします。
そこに値段をつけるとサービスとして売ることができます。
名もなきサービス
家事の世界では
名もなき家事
という言葉があります。
料理、洗濯、掃除といった名前が「ついていない家事」のことです。
どちらかというとネガティブな場面で使われる言葉ですが、今回のことに当てはめてみると
名もなきサービス
が実はたくさんあるのではないかと考えます。
名前がついていないだけで、実は提供できるサービスがあります。
頭の中でひとりで考えていても答えは出ません。
目の前にいる、リアルの1人のお客さんが欲しいものを一緒に考えます。
雑談をしているときに、不意に
「そういえば、こういうことがあってね」
というのがヒントになったこともあります。
不の解消
そういえば、リクルートという会社は、
不満・不安・不足・不便・不快・不都合
などの「不の解消」をしてサービスを拡大してきました。
自分が相手にとってどんな「不」を解消できるか、考えてみてはいかがでしょうか。
そのためには、相手がどんなことについて「不」を抱えているか、聞き出すのが1番早いです。
答えは相手の中にあります。
仕事だけではなく、自分や家族や友人の「不」の解消も取り組んでいきたいですね。
【今日のおすすめ】
- 自分の「不」を解消する
- 家族の「不」を解消する
- 友人の「不」を解消する
- お客さんの「不」を解消する