来年の確定申告を楽にする、良い方法
こんにちは。クロネです。
この記事を書いている日は3月15日なので、確定申告の話です。
戦後の昭和22年分(1947年分)から所得税の確定申告がスタートしましたが、実は最初の確定申告期限は昭和23年1月31日でした。
3月中に確定申告を必死に作っている方からすると
「うげぇ」
となりそうですが、かなり早いですね。
パソコンがなく、当然、手書きの時代ですが、今より税制もシンプルだとしてもあっという間に来てしまいます。
その後、
- 昭和26年分(1951年分):2月末日
- 昭和27年分(1952年分):3月15日
となって、70年以上、続いています。
(最近、コロナで4月15日まで延長されたこともありましたが)
他の国、例えばアメリカは4月15日、韓国は5月31日までのようなので、国際的に見ても日本はどうも早そうです。
さて、3月中にがんばって確定申告を作って、
「やっと確定申告から解放された!」
という方に朗報です。
実は来年の確定申告を楽にする、良い方法があります。
それは、このタイミングで
- 今回の確定申告で「自分が苦労した点」を箇条書きにする
です。
また、
「うげぇ」
という声が聞こえてきそうですが、最も苦しんだときにこそ、忘れずに書かないと、1年後の自分も同じように苦しみます。
例えば、領収書の整理で苦労したなら、来年に向けてどうやっておけばよかったかを書きます。
- 経費になる領収書を捨てていた→どうすれば捨てないか?
- 面倒になって1年分ためていた→どうすればためないか?
- 生活費の領収書が混ざっていた→どうすれば混ざらないか?
などなど、自分が苦労した点を左に箇条書きにして、右にその対策を書きます。
もう1つやっておいた方がいいのが
- 放置していた1月分と2月分の領収書を整理する
です。
確定申告が終わった時点で、1月・2月が終わっています。
当たり前のことですが、毎年確定申告で苦しむ人は1月分・2月分の領収書を放置して、気づくと半年が経っています。。。
「確定申告が終わったのに、イヤ!イヤ!」
とちいかわみたいになってしまうかもしれませんが、やるなら今です。
そして、3月分、4月分と1か月ごとに領収書の整理、会計ソフトへの入力をするだけでも来年の確定申告が楽になります。
ちなみに、「アフィリエイト仕訳辞典」というブログもやっているので、良かったら見てください。
・・・といろいろ書きましたが、
「もう2度とやりたくない!」
という方もいることでしょう。
そういう方は、お金を払って税理士に依頼するのもいいかもしれません。
領収書の整理・会計ソフトの入力も丸ごとやってくれるサービス(記帳代行)もあります。
自分の時間は有限です。
子どもと違って、
好きなことに時間を使って稼ぎ、
苦しいことはお金で解決できるのが
大人です。
【今日のおすすめ】
- 今回の確定申告で「自分が苦労した点」を箇条書きにする
- 放置していた1月分と2月分の領収書を整理する
- それがイヤなら他人にお願いする(お金で解決)