「既に他人が書いているから」は、あなたが書かない理由にならない。
自分が書きたいことを書こうと思ってGoogleで検索すると、既に同じような記事を書いている人がたくさんいることに気づきます。
でも、
「既に他人が書いているから」
はあなたが書かない理由になりません。
16年間ブログを書いてきた私がなぜそう考えるのか、3つの理由をご紹介します。
理由1.あなたの読者は他の記事なんて知らない。
昔に比べるとたくさんの情報にあふれるようになって、記事を書く前に下調べをする方も増えたと思います。
すると、自分が書きたいネタについて既に書いている人がたくさんいるので、
「この人はすごい分かりやすく書いてるな」
「この人はイラストまで使ってるのか!」
とだんだん書こうとした最初の気持ちが減ってしまいませんか?
でもあなたのブログの読者は、「あなたのブログ」を読んで初めてそのことを知る人もいます。
確かに検索をしてやってくる人は他のブログ記事も知っているかもしれません。
しかし、あなたのブログを以前から読んでいる読者は、今までそのことについて調べたことすらないかもしれません。
そういう人にとっては、あなたがその記事を書かなければ「一生知らない」可能性があるのです。
あなたが思っている以上に、多くの人は調べていないし、知らないのです。
自分が書きたいことは、他の人が書いていようがなんだろうが自由に書くよろしφ(..)
あなたはいろいろ調べてるから他の人が記事を書いてることを知っているけど、読者は他の人の記事なんて知らない方が普通なんだから。
— クロネ@趣味ブロガー (@kuroneblog) 2018年10月26日
理由2.「過去の自分」を救うためにブログを書こう。
読者のことを考えすぎると、手が止まることが良くあります。
だからまずは「過去の自分」を救いましょう。
過去の自分のために記事を書くのです。
過去の自分が満足するかどうかは、あなた自身が知っています。
読者のことを考えずに、「過去の自分」のことを考えてください。
初心者のうちは「書くこと自体」が大変かもしれませんが、
- 「過去の自分」がどういうところで失敗したのか
- どういう点に気をつけておけばよかったのか
- 何(誰)を知っていたら良かったのか
- 何を持っていたら(買っていたら)良かったのか
そういった点を思いつく限り、ガンガン書いてください。
今のあなたなら書けるはずです。
1年前の自分のために
10年前の自分のために
記事を書いてください。
理由3.好きなものを書かない理由はない。
まあ、ここまで書いておいてなんですが、そもそも自分が好きなものを書かない理由なんてないじゃないですか。
自分が書きたいことを書く、それがブログですよ。
自分に対して「書かない理由」を作ってどうするの?って話です。
誰に遠慮することがあるのでしょうか。
そもそもどうしてブログを書き始めたんでしたっけ?
- アクセスを増やすため?
- お金を稼ぐため?
- 有名人になるため?
- 自分の能力を証明するため?
- 誰かを見返すため?
ほんとにそうですか?
ああ・・・周りに流されて見失っちゃったんですね。
そもそもなぜブログなんですか。
あなたは、何か伝えたいことがあってブログを始めたんですよね。
いつの間にか「他人」と戦うためにブログを書いていませんか?
「他人の記事」を見るのを一度やめよう!
「他人の記事」を見れば見るほど、だんだんと自分の視野が狭くなっていきます。
- あれもこれも書かないといけないと思っていませんか?
- 同じようにわかりやすくしようと思っていませんか?
- 想定読者がかぶっていませんか?
そうやって書いた記事は「なんか似た記事」になってこんなはずじゃなかったと思うことでしょう。
だから他人の記事を見るのを一度やめましょう。
事前に調べることは悪いことではありません。
でも、調べすぎて書けなくなるくらいなら最初から見ないで書いた方がいいです。
中途半端でもなんでもいいから、まずは「自分の言葉」で書いてみましょう。
最後に
「こんなの書いていいんだろうか」と考えてしまうと、どんどん考え込んでブログを書くのが億劫(おっくう)になります。
そういうときは「取材」に出かけましょう。
そして充電してブログが書きたくなったらまた書けばいいんです。
ブログは逃げません。
常にそこにあります。
またやりたくなったら、書けばいいだけです。
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