ブログに疲れたら

あなたのブログのアクセスが少ないと思っている人は、あなたしかいない。

kurone

ブログを開設して半年。

先月のアクセスは月1000PV。

自分と同じ時期に始めた人が運営報告をしているのを見ると、もう月1万PVとか3万PVとか、全然違う・・・。

どうして自分のブログはアクセスはこんなに少ないんだろう。

「クロネのブログ講座」というのを見つけて、最近読んでやってみてはいけるけど、はたしてこれで自分のブログに人は来てくれるんだろうか。

・・・ブロガーが100人いたら、たぶん90人は同じことを思っています。

なぜなら、そう思っているのはあなただけではないからです。

だから、最初に言っておきます。

あなたのブログのアクセスが少ないと思っている人は、あなたしかいません。

そして、あなたのブログの読者には、そんなことは何の関係もありません。

「分子」だけ見ていませんか?

Aさんは、月に100万人が興味がある「何か」について、書いているブログだとしましょう。

そのブログには1万人が興味をもって読みに来たとします。少なくとも月のアクセスは1万PVを超えることでしょう。

100万人中1万人が興味を持つ

一方、Bさんは、月に1000人が興味ある「何か」について、書いているブログだとしましょう。

そのブログには100人が興味をもって読みに来たとします。少なくとも月のアクセスは100PVを超えることでしょう。

1000人中100人が興味を持つ

さて、月のアクセスはAさんのブログが1万PVで、Bさんのブログが100PVです。

BさんはAさんのブログ運営報告を見て、

「Aさんのブログは1万PVなのに、自分のブログは100PVしかない・・・」

と思ったとします。

しかし、それは「分子」だけを見ていっているので、本当に少ないのかどうかは分かりません。

そして、この2つの図は、私たちに2つの気づきを与えてくれます。

1.分子が「分母」を超えるのは難しい。

とても当たり前のことだと思うかもしれませんが、ほとんどの方が無視しているのが、

「1000人」しか興味がないことについて書いても「1万人」に興味を持ってもらうのは難しい

ということです。

つまり、最低でも本来興味がなかった9000人「新たに」興味をもってもらう必要があるのです。

分母

しかもその全員に興味をもってもらってようやく1万人に興味をもってもらったことになります。

結構大変です。

例えば、ドラゴンクエストというゲームは、300万本とか売れているわけですね。

ざっくり300万人が興味をもっているとすれば、この段階で「分母」が全然違うのは明らかです。

例えば、サッカーと野球は競技人口だけでも相当多いですが、マイナースポーツはどうでしょうか? あきからに興味をもっている人の「分母」が違います。

この違いは各選手の年棒にもろに反映されるので、スポーツ選手の年俸ランキングなんかをみると、サッカー選手や野球選手などが上位を占めますが、マイナースポーツだと超一流レベルでもアルバイトをしながらなんとかやっているという方も少なくなりません(そもそもプロという制度自体が作れない!)。

だから、自分のブログにアクセスが少ない理由のは、そもそも「分母」が小さいことについて書いているのがほとんどです。

2.興味がある人の何%に届けているか。

もう1つの気づきは、「分母」を考えると「割合」が見えるということです。

なぜなら、Aさんのブログは100万人が興味があることについて1万人が興味をもっているので無理矢理分数にするとその割合は「1%」です。

100万人中1万人が興味を持つ

一方、Bさんのブログはもともと1000人が興味があることについて100人が興味をもっているのでこちらも無理矢理分数にするとその割合は「10%」です。

1000人中100人が興味を持つ

おや?

Bさんのブログの方が割合にすると高いですね。

むしろ、「1000人しか興味を持っていないこと」について書いているのに、「100人」も読みに来てくれているなんて、すごくないですか?

こんなニッチなこと書いても全然来ないよ、と思っているかもしれませんが、確かに来ないのはニッチだから「分母」が小さいためです。

・・・しかし、本当に考えるべきは、そのニッチなことについて興味をもっている人に確実に届けることです。

例えば、「芸能人」の日記ならたくさんの人に読まれるけど、「一般人」の日記なんて読まれないよ、というのは当たり前です。

「分母」が違いすぎるからです。

それでも読んでくれる人がいるのだとすれば、それは本当に「少ない」のでしょうか?

例えば、「TVでよく紹介される有名な飲食店」の記事ならたくさんの人に読まれるけど、「地元の本当にうまい定食屋」の記事なんて読まれないよ、というのは当たり前です。

「分母」が違いすぎるからです。

それでも読んでくれる人がいるのだとすれば、それは本当に「少ない」のでしょうか?

あなたのブログの読者にとっては、あなたがどう思っているかは何の関係もありません。

なぜなら、読者は自分があなたのブログ記事を読むことを「1PV」とは思っていないからです。

限りある人生の時間の中で、その瞬間、あなたのブログ記事を読みに来ただけです。

でも、アクセスは多い方がいいという方へ

・・・といってもブログにアクセスがたくさんあった方が、きっと価値を感じてもらってるんだな、と思えてうれしいですよね(笑)

だから少しアドバイスをすると、

(1)「分母」を大きくする

例えばサッカーをテーマにしているとしても、「名古屋グランパスエイトの○○選手」のことについてだけ書いているのであれば、当然、「分母」は小さくなります。

だからアクセスを増やしたいなら、「○○選手」のことはもちろんですが、それよりも分母が大きい「名古屋グランパスエイト」のことについてもしっかり書きましょう。

サッカー>Jリーグ>名古屋グランパスエイト>○○選手

本当は「○○選手」のことだけ書きたいかもしれませんが、「名古屋グランパスエイト」のことを書くことで興味を持ってくれた人が、新しく「○○選手」の記事を読んで興味を持ってくれるかもしれません。

※ここで分母がさらに大きい「サッカー」のことについて書こうと思うと、逆に漠然としすぎるので、分母を大きくすればいいってものでもありません。

(2)「割合」を高める

例えば、100万人も興味をもっている人がいるのに1000人しか興味を持ってくれないのであれば、まだまだ「のびしろ」がありますよね(【ナレーション】どこかから「オッケーイ!」という言葉が聞こえる)。

仮に分母が大きいとしても、自分のブログに興味を持ってもらわなければ分子は小さいままです。

言い換えれば、「割合」が低いのです。

だから、「割合」を高めましょう。

例えば、検索エンジンから探してもらいやすいように記事のタイトルに「キーワード」を含めるとか、「読者が求めている情報」を入れるとか、そういうことです。

その方法についてはこのブログに具体的に書いてあります。

よろしければ参考にしてみてください。

終わりに

勘違いするといけないので最後に書いておきますが、「ブログで稼ごう」と思ったら別の考え方が必要になるので、今回はブログで稼ごうと思っている方は真に受けたらダメですよ。

これは、自分が書きたいことをブログで書き続けたいけど、他の人と比べて心が折れそうになった方へのメッセージですからね。

繰り返しになりますが、

あなたのブログのアクセスが少ないと思っている人は、あなたしかいません。

そして、あなたのブログの読者には、そんなことは何の関係もありません。

記事の感想を楽しみにしています。
今後の更新の励みになります^^
ABOUT ME
クロネ
クロネ
趣味ブロガー
ブログ歴21年目。妻に片想い中。
記事URLをコピーしました