「うまくいかない方法」をたくさん見つけるゲーム
こんにちは。クロネです。
この世界は
うまくいかない方法をたくさん見つけるゲーム
です。
「うまくいく方法の間違いでは?」
と思うかもしれません。
「うまくいく方法」が簡単に見つかればラッキーです。
でも、実際にやってみると
「うまくいかない」
ことばかりです。
むしろ、
「うまくいかない方法」
の方が簡単に見つかります。
でも、そこで
「うまくいかない」
「もういいや」
と思うと、行動すること自体をやめてしまいます。
成功の反対は失敗ではなく、
成功するまで行動し続けないこと
なのですよね、困ったことに。
成功するまで行動し続けるために、
「これはうまくいかない」
ということを言語化して集めておくゲームだと割り切っています。
敗者のゲーム
株式投資(特にインデックス投資)について書かれた『敗者のゲーム』(著:チャールズ・エリス)という本には、他の本を引用し、テニスには2種類のゲームがあると紹介されています。
- 勝者のゲーム:プロや天才的アマチュアのゲーム
- 敗者のゲーム:その他大多数のゲーム
プレイヤーは同じ道具、同じ服装、同じルールだとしても、
- プロ:得点を勝ち取る
- アマ:自分のミスによって得点を失う
というのです。
アマチュアのテニスは
「自分のミス」
によって敗者になる
「敗者のゲーム」
というわけです。
これを読んだとき、株式投資だけの話ではなく、人生そのものではないかと思いました。
失敗は再現性が高い
自分のミスを減らすにはどうしたらいいのか、それが
うまくいかない方法をたくさん見つける
↓
そして、うまくいない方法をしない=自分のミスを減らす
だと考えます。
自分で行動して失敗することで、「うまくいかない方法」を見つけることもできます。
それだけでなく、既に先人たちが過去に行動して「うまくいかない方法」をまとめてくれています。
だから自分は、何かを始めるときに
「これだけはやるな」
という先人たちの教えを探すようにしています。
成功する方法よりも
失敗する方法をさっさと集めています。
「これをやれば100%成功する」
というものは、意外と少なく、再現性も怪しいですが、
「これをやれば100%失敗する」
というものはたくさんあり、再現性も高いです。
そういえば、自己啓発本に書いてあることは基本的に
「行動しろ!」
です。
そこにあえて付け加えると次のようになります。
【今日のおすすめ】
- うまくいかない方法をたくさん見つけながら、成功するまで行動し続ける
【今日の1冊】
インデックス投資を長く続けたい方は、是非読んでみてください。