仕事場所

電気・ガス・水道代の勘定科目と仕訳

電気代
クロネ

勘定科目

電気代・ガス代・水道代の勘定科目は「水道光熱費」になります。

ただし、自宅(賃貸)で仕事をしている場合に水道光熱費全額を経費にするのはムリがあります。

プライベートでも使っているからです。

  • 事務所・レンタルオフィスの水道光熱費⇒全額を経費
  • 自宅兼事務所の水道光熱費⇒事業分だけ経費

以下、「自宅兼事務所」の前提で説明します。

電気代

あん分基準

例えば部屋の「床面積」のうち3割の部分で事業をして、残りの7割の部分で生活をしているなら、電気代の3割が経費になります。

電気代の仕訳

ほかにも、「時間」や「電源(コンセント)の数」など自分で合理的に説明できる基準があればそれを使うこともできます。

(参考)会計ソフト

会計ソフトには決算のときにまとめて「あん分」をする機能があるので

  1. 毎月:全額を「水道光熱費」に
  2. 決算時:「生活分」を水道光熱費から「事業主貸」に

をすればよいでしょう。

事業主貸

※「事業主貸」はプライベートの支出のこと
※マネーフォワード確定申告の操作方法は「「家事按分」の使い方」を参照

仕訳例(毎月)

電気代5,000円をクレジットカード(未払金)で支払った。

電気代の仕訳

仕訳例(決算時)

電気代年間60,000円のうち生活分70%相当の4万2,000円を「事業主貸」に振り替えた。

電気代の仕訳

ガス代

アフィリエイトで自宅のガスを直接使うことはふつうありません。

ただし、冬に床暖房やガスストーブのためにガス代を使う場合は、冬だけ一部経費にすることも考えられます。

家事あん分や仕訳の方法は電気代と同じです。

水道代

アフィリエイトで自宅の水を直接使うことはほとんどないので、ふつうは全額生活費が無難でしょう。

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