なぜ日記は続かなかったのにブログは続いたのか?
私が最初にブログを始めたのは大学生のときです。
今から18年前のときで、ブログサービス(いわゆる「無料ブログ」)が開始した頃です。
「ブログを書いている」
と言うと、今でも
「ああ、日記みたいなやつですね」
と言われます。
たぶん、芸能人のアメブロのイメージなのかもしれません。
確かに日記的な側面もあると思います。
ただ、私は日記だと三日坊主で全然続かないのに、ブログは18年間もやってます。
もちろん、1つのブログを18年間やっていたわけではありませんが、それでもずっと何かブログを書いてます。
なぜだろうかと思って、あるとき気づいたのは
- 日記:自分だけの閉ざされた世界
- ブログ:どこかで世界とつながっている
という違いです。
日記は自分だけの閉ざされた世界
日記は、公開することを目的としたものではありません。
むしろ、誰かに読まれたら恥ずかしくて消えたくなるかもしれません。
それは日記の良いところでもあります。
同時に「自分だけの閉ざされた世界」でもあります。
どれだけ日記を書いても、誰からも何の反応もないのです。
それが前提の世界です。
ブログはどこかで世界とつながっている
18年前、私は最初、ホームページ(サイト)を作ろうとしました。
しかし、今のように独自ドメインを取ってレンタルサーバーを借りる方法が丁寧に説明されたものも見つけられなかったので、早々にあきらめました。
そんなときにあらわれたのがブログサービス(いわゆる「無料ブログ」)でした。
最初は1記事「3行(!)」とか、本当に書いたと言っていいのか分からないレベルでした。
でも、自分が書いた文章をたった1人にせよ「誰かが読む」という経験は、当時の私にとっては非常に新鮮なものでした。
ブログを通じてどこかで世界とつながっている、その経験がリアルに感じられたからこそ、今でも変わらずブログを書いているのだと思います。
誰かに読んでもらいたい、反応がほしいならブログ
「誰にも読まれないこと」を良いと思うなら
日記を書いた方がいいでしょう。
「誰かに読んでもらいたい」
「反応がほしい」
と思うならブログを書くことをおすすめします。
別に100万人に読んでもらう必要はありません。
100万人から反応をもらう必要もありません。
記事を読んでくれるということは
「この世界に私の話を聞いてくれる人がいる」
のと同じこと。
記事に反応してくれるということは
「この世界に同じ考えや悩みをもっている人がいる」
のと同じこと。
さあ今日も、楽しいブログの時間ですよ。