ブログネタに困ったら、あなたにとって「当たり前のこと」を書こう!
ブログネタに困る方はもしかして特別なことを書こうと思って手が止まっていませんか?
ブログネタに困った時こそ、あなたにとって当たり前のことを書きましょう。
なぜならあなたの当たり前は他人にとっては特別なことだからです。
当たり前だから価値がないと思っていませんか?
日常生活の中で、あるいは仕事の中で、あなたが
- 当たり前のように知っていること
- 当たり前のようにしていること
はないでしょうか?
家族や友人から「○○について教えて」と言われること、ありませんか?
例えばスマホのアプリの設定方法についてなぜか良く聞かれるとか、そんなことでもいいのです。
会社で上司から「○○について教えて」と言われること、ありませんか?
他の人たちは「あなたが○○について知っている」と思っているから質問します。
あなたにとっては「当たり前」だからすぐに答えられると思いますが、他の人たちにとっては「分からない」ことです。
当たり前だから価値がないと思っていませんか?
でも当たり前だと思っているのはあなただけです。
あなたにとっては目をつぶってもできるようなことや調べなくてもわかることだとしても、他人にとっては「難しい」「分からない」ことかもしれません。
・・・というか、この記事自体が私にとっては「当たり前」のことなのでイチイチ書かなくてもいいんじゃないかと思います(笑)
でも、そういう記事ほど誰かにとっては特別なので書いています。
あなたの当たり前は誰かの初めて
例えばあなたが会社の経理部で働いていて、簿記1級をもっているとします。
あなたにとっては簿記の知識なんて「当たり前」です。
さて、そんな経理部に簿記を知らない新入社員が入ってきたとします。
簿記を知らない新入社員にどうやって簿記を教えますか?
そもそも「簿記って何?何のためにあるの?」という簿記の「ボ」の字から教えることになりますよね。
そういうときに自分がどうやって教えているかを思い出せば、ネタはたくさん転がっています。
「間違えやすいポイント」だけでも1記事書けそうです。
さて、こういうときに「知っている人」ほどブログ記事でやりがちなことは上級者レベルのことを書くことです。
読者には
- 上級者
- 中級者
- 初心者
がいます。
当たり前ですが、この中で数が最も多いのは「初心者」です。
簿記で言えば
- 上級者向け:簿記1級(1万人前後)
- 中級者向け:簿記2級(5~7万人前後)
- 初心者向け:簿記3級(10~12万人前後)
でしょうか(かっこ内は1回の試験当たりの受験者数)。
いきなり簿記1級受験者向けに書くよりも簿記3級受験者向けに書いた方が対象者は多いです。
もちろん、同じように簿記3級について書くブロガーも多いでしょう。
そうだとしても初心者向けにまずは書いてみましょう。
対象者が多ければ多いほど、記事が読まれるチャンスが多くなるからです。
「自分は簿記1級受験者向けだけに書きたいんです!」
というのは大いに結構ですが、もともと読者の母数が少ないので途中で心が折れるかもしれません。
まずは簿記3級について書いて、その上で簿記2級や簿記1級について書いた方がブログも続きます。
当たり前のことを誰も書かないくらい徹底的に書く
「でもでも、当たり前のことだし、みんなもう書いてるよね」
と思うかもしれません。
確かにそのとおりです。
さっきの簿記3級の記事なんてたくさんあります。
トレンド記事みたいに今日のニュースではじめてみんなが知るようなことでもない限りは、既に誰かが書いています。
それでも既にある記事よりも後に出すわけですから、何か違うことをしないと埋もれると思うと思います。
そこでおすすめなのが
「当たり前のことを誰も書かないくらい徹底的に書く」
ことです。
別の言い方をすれば
「他人が面倒だと思って切り捨ててしまう部分も徹底的に書く」
でしょうか。
自分にとって当たり前のことだとしても、体験したり経験したり勉強したから今そうなっています。
説明するときには簡略化するためにいろいろなものが捨てられます。
例えば自分が良く知っていることについて「雑誌」を見ると、いろいろなことを取り上げるためにかなり説明が省略されていることに気づきます。
いわゆる「誌面(スペース)の都合」です。
しかし、ブログにはそんなものはありません。
雑誌なら誌面の都合で1ページの中の少ししか書けないようなことでもブログなら10記事とか20記事書いても誰も怒りません(笑)
1記事あたりの文字数を1万字や2万字にしたっていいでしょう。
別に長文にしろと言うわけではありません。
でも、「当たり前」のことを徹底的に書く自然と文字数が増えると思いませんか?
写真や図解を入れたら記事はふくらんでいきます。
「○○をするときは△△という失敗をしやすいから気をつけてね」
と一言あるだけでも全然違うのです。
そういうものを丹念に拾って記事に落とし込んでいきましょう。
取扱説明書に小さい文字で書いてあるようなことをしっかり書いてあげるのです(あれもスペースの都合ですね)。
例えばこのブログのテーマは「JIN」というのですが、初めて触るときには「この部分を変えたいけどどこを触ればいいか分からない!」と思ってたくさん調べました。
この記事を書こうと思った時点で既にたくさんの記事がありましたが、それでもここまで徹底的に書いている記事がなくて「不満」だったので書きました。
もし徹底的に書いている人がいたら、そもそもこんなに調べなくてすんだわけですからね。。。
調べていてそういう不満を感じた時はチャンスです。
終わりに
当たり前のことを書いたからといって、アクセスやお金を稼げるわけとは限りません。
それはまた別の話です。
しかし、自分にとっては当たり前のことで誰かの役に立つことはうれしいです。
そういう記事を積み重ねていくと「○○について調べるときはあのブログを見に行こう」と思う人が少しずつ増えていきます。
これがファンを増やすことにつながります。
日常生活の中にある当たり前のことをコツコツ積み上げてみましょう。
それでも「自分の当たり前ってそもそもなんだろう」と困ったら、Yahoo!知恵袋を見てください。
「カテゴリ一覧 – Yahoo!知恵袋」から自分の興味があるテーマを見ると、いろんな質問が見つかります。
「え? そんなことも知らないの?」という質問がたくさん見つかります。
しかも同じ質問を繰り返し違う人がしているものもあります。
それがチャンスです。
Yahoo!知恵袋の回答は「短い」ものが普通です。
これをしっかりと自分のブログ記事で説明してあげましょう。
言葉足らずで誤解を生むものや間違った回答をしているものも見つかると思います。
そういうものほど正しい答えで分かりやすく伝えてあげましょう。