総務経理

税金の勘定科目と仕訳

税金
クロネ

税金には

  • 経費になるもの
  • 経費にならないもの

があります。

経費になる税金

具体例

  • 印紙税(収入印紙)
  • 個人事業税
  • 消費税
  • 事業用不動産の固定資産税
  • 償却資産税
  • 事業用自動車の税金(自動車税,重量税)

勘定科目

勘定科目は「租税公課」です。

※不動産・自動車をプライベートでも使っている場合は、固定資産税・車の税金について家事あん分も必要です。
※事業用自動車の税金をガソリン代・高速代・自動車保険とまとめて「車両費」にする方法もあります。

仕訳例(経費になる税金)

個人事業税30,000円を現金で支払った。

個人事業税の納税の仕訳

経費にならない税金

具体例

  • 所得税(予定納税分も)
  • 個人住民税
  • 罰金的な税金(加算税・加算金、延滞税・延滞金、過怠税)

勘定科目

これらを事業用口座から支払ったときは「事業主貸」にします。

事業主貸

※最初から「生活用口座」で支払えば、仕訳自体をしなくてすみます。

仕訳例(経費にならない税金)

所得税88,000円を銀行の窓口で現金で支払った。

所得税の納税の仕訳

※振替納税の場合は貸方(右側)が「普通預金」になります。

(参考)所得税の予定納税

予定納税分(7月と11月に支払う前払いの所得税)は、経費になりません。

ただし、確定申告をする際に「確定申告書」の下記の欄(予定納税額)に書くのを忘れないように注意しましょう。

予定納税額
勘定科目を探す
記事URLをコピーしました