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車の税金・保険、ガソリン代、車検代は経費になる?

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全額経費は難しい

アフィリエイトのためだけに車を買い、使うという人はふつういないので、生活用の車を事業でも使うことになります。

そのときに「どこまで経費になるのか?」はケースバイケースです。

説明しやすいもの

例えばSEOのセミナーがあるので会場まで車で行ったとしたら、それにかかった

  • 高速代
  • コインパーキング代

はハッキリ金額がわかるので、経費として説明は簡単にできます。

勘定科目としては「車両費」を使うか、単に「旅費交通費」でもいいでしょう。

家事あん分が必要なもの

問題は「生活分」が含まれる

  • 自動車本体の減価償却費
  • 自動車税、自動車重量税
  • 自賠責保険
  • 自動車保険
  • ガソリン代
  • 車検代

をどうするかです。

「事業分」と「生活分」にあん分する必要があります。

あん分基準

あん分の基準として、一般的なものは次の2つです。

  1. 走行距離:合理的(計算根拠を残すのは大変)
  2. 使用日数:計算は簡単(合理的ではない場合も)

走行距離

走行距離は、「いつ・どこに・何の目的で・何km」走ったかを記録して、全体に占める事業用の部分の割合を計算します。

使用日数

使用日数は、1週間や1か月のうち事業で使う日数の占める割合で計算します。

※マネーフォワード確定申告の操作方法は「「家事按分」の使い方」を参照

計算根拠を残そう

いずれの方法にしても

そもそもアフィリエイトのためにそんなに車を使うのか?

という疑問は持たれやすいです。

税務調査があっても説明できるように計算根拠を残しておきましょう。

1日中、自宅の中で仕事をして、アフィリエイトについて車を使うことはめったにないとなると、なかなか説明が厳しいところです。

例えば、

  • ライター業もやっていて車で出かける取材が多い
  • 物販をやっていて仕入れのために車をよく使う

など、アフィリエイト以外の事業も含めて車を利用しているなら、まだ説明しやすいかもしれません。

車のあん分について不安なら、税理士さんに相談することをおすすめします。

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