あなたの手帳と通帳は真っ白ですか?真っ黒ですか?自分の時間とお金の使い方を映す鏡
僕の理想とする状態を表現するとき、「手帳が真っ白で通帳が真っ黒」と言うことがよくある。
出典『やりたくないことはやらずに働き続ける武器の作り方』午堂登紀雄
2012年の段階では、自分は会社員で「真っ黒な手帳」で予定に追われ、「真っ白な通帳」でお金の心配ばかりしてました。
2018年の現在は「真っ白な手帳」で予定に追われることなく、「真っ黒な通帳」に入出金が印字される音をATMで楽しみにしてます。
そんな私が2014年に出会った本が『やりたくないことはやらずに働き続ける武器の作り方』という本です。
この本自体は著者の成功体験なので、そのまま真似できるかどうかはケースバイケースなので買わなくても別にいいと思います(ノウハウコレクターになりやすい中毒性があるので)。
ただ、私はどうやったら手帳が真っ白で通帳が真っ黒になるのかを考えて活動してきました。
1.手帳が真っ白とは?
手帳が真っ白とは、予定がゼロとか、隠居生活をしているという意味ではない。
追い立てられるスケジュールが少なく、すべての予定を自分で決められるということ。
会う人も厳選しているため、ムダな面会や打合せもないということ。
出典『やりたくないことはやらずに働き続ける武器の作り方』午堂登紀雄
会社員時代は毎日クライアントへの訪問予定が入っていて、会社に帰ってからも資料作成とか後輩指導とか会議とかいろいろしてました。
朝9時から夜9時まで働いていたのでバーチカルの手帳に30分単位でびっしり予定が書いてあり、終わったら消す方法を取ってました。
そこからなんとか「予定に追われるのをやめたい」と思って、やり方を変えていきました。
1番効果があったのは、やめることでした。
それまではなんでもかんでも引き受けていましたが、「それは○○さんの方が得意なのでおすすめですよ」といって、自分がやるべきもの以外はどんどん人に任せました。
この考え方は『エッセンシャル思考』という本が詳しいのでそちらもお読みください(こっちはぜひとも買ってほしいです!)。
※漫画がおすすめです。
そして最終的にはブログをはじめとする収入源の柱を作って、会社を辞めました。
というのも、この会社にいる限り、予定に追われることはなくならないと思ったからです。
そのままいれば管理職になって年収1,000万円台でした。
しかしそこに行くと待っているのは「今よりもっと予定に追われる世界」でした。
そもそも1,000万円もお金、いりません。
妻も働いているので年収400万円あれば十分暮らしていけます。
それはブログの収入だけでクリアしていました。
あれ? 会社辞めても生きていける。。。
それにようやく気づいて退職。
結果、当時の殺人的なスケジュールで真っ黒になっていた手帳が今は真っ白になりました。
2.通帳が真っ黒とは?
通帳が真っ黒というのは、入金も出金も多く、通帳記帳すればやたらと時間がかかり、1冊の通帳をすぐに使い切るという状態。
通帳が真っ黒なのはつまり、道具であるお金を最大限に活用しているということを意味する。
出典『やりたくないことはやらずに働き続ける武器の作り方』午堂登紀雄
通帳は、副業時代から真っ黒でした。
というのもアフィリエイトで20以上のASPに登録していたので、収入が数百円のものも含めてたくさんあったからです(経理が面倒でした)。
今でも経営コンサルティングとか、ライターとか、太陽光発電とか、いろいろ収入源があります。
ふつうなら給料だけで、収入源は1つです。
また、この通帳が真っ黒という言葉で大事なのは「出金」も多い点です。
出金が多いと言ってもムダ遣いをたくさんするということではなく、ビジネスのために必要なところに積極的にお金を使うという意味です。
収入源を増やすのも大変ですが、それ以上に何に使うかを考えるのも大変です。
だからこそ、通帳を見ると自分が今どんなお金の流れを作っているのかが分かります。
この辺の話がピンとこない方は、ビジネスが向いていないかもしれないので、たとえ稼げるとしても間違っても自分の年収を超える前に会社を辞めたりするのはよしましょう。
3.手帳と通帳は時間とお金の使い方を映す鏡
- 手帳:時間の使い方を映す
- 通帳:お金の使い方を映す
この本を読んでから自分の指針としているのが「複業戦略」です。
私の複業戦略も良かったら
①他人の人生を、生きるな
②給料以外の収入源を持て
③貯金より自己投資をしろ
④会社に時間を奪われるな
⑤準備するな、今すぐ動け
⑥ビジネスの仕組みを作れ
⑦リスクゼロからはじめろ
⑧一時的な稼ぎ方はするな
⑨単純作業より頭脳を使え
⑩好きなことで稼ぎ続けろ— クロネ@趣味ブロガー (@kuroneblog) 2018年11月6日
半分以上はこの本に書いていあることが元になっています。
人生を変えたければ時間とお金の使い方を変えるしかありません。
どうやって変えるかという答えはどこにもありません。
自分で見つけるしかありませんし、もしかするとないかもしれません。
この本のamazonレビューを見ても「夢物語」という言葉が出てくるくらいです。
でも、この本を読んで行動して人生を変えた人間から一言言うと、手帳が真っ白で通帳が真っ黒はストレスフリーです。
まあ、来年の今頃はGoogleのアップデートを食らって売上が激減しているかもしれませんが、それもまた人生ですよ。