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雑誌代・新聞代の勘定科目と仕訳

専門
クロネ

勘定科目

ブログ・サイト運営で使う雑誌代や新聞代の勘定科目は「新聞図書費」です。

楽天マガジンやdマガジンといった雑誌読み放題サービスも同じです。

※ほとんど使わない場合は「消耗品費」や「雑費」も。

雑誌・新聞の例

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事業に関係ない雑誌・新聞の購入は経費になりません。

雑誌・新聞は買い方によって次の3つに分かれます。

  1. 1冊単位で買う場合
  2. 定期購読料
  3. データベース利用料

1冊単位で買う場合

仕訳例(1冊単位)

雑誌1冊を1,000円で購入し、クレジットカード(未払金)で支払った。

雑誌代の仕訳

定期購読料

経費にできるタイミング

紙の雑誌・新聞の定期購読をすると1~2冊程度安くなります。

経費になるタイミングは、「個々の雑誌・新聞が届いたとき(あるいは発行される月)」です。

これは定期購読がサービスではなく、「雑誌・新聞」というモノの購入のためです。

モノなので、1年以内のサービスに対する費用を支払月に落とせる「短期前払費用の特例」が使えません。

そのため、翌年以降に届く雑誌新聞に対する分は今年の経費にできません。

雑誌の定期購読

12月にAmazonで注文をした本が翌年1月に届いた場合、読めるのは翌年だから今年の経費にできない、というのに似ています。

※実際には「金額的に大きな影響がないため否認がされていない」という税理士の意見もあります(出典:税務通信)。

仕訳例(定期購読料)

今年7月に雑誌を1年分定期購読する契約をし、クレジットカード(未払金)で1万2,000円支払った。

雑誌代(定期購読)の仕訳

データベース利用料

経費にできるタイミング

最近は電子化された雑誌・新聞が増えてきましたが、この「データベース利用料」はモノではなく「サービス」に対するものになります。

そのため「短期前払費用の特例※」を使うことができ、支払から1年以内のものは経費にすることができます。

※1年以内のサービスに対する費用を支払月に落とせる特例

データベースの利用料

仕訳例(データベース利用料)

今年7月に雑誌のデータベースの利用契約(1年分)をし、クレジットカード(未払金)で1万2,000円支払った。

データベース利用料の仕訳
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