SEOアフィからSNSアフィに移れなかったので不動産投資や株式投資を勉強した話
こんにちは。クロネです。
数年前、GoogleコアアプデでSEOの雲行きが怪しくなる前から
「これからはSNSの時代!」
という意見をよく見かけるようになりました。
実際、SEOが厳しくなると、主戦場はSNSに移りました。
しかし、SEOアフィリエイトで稼いでいた人が、すんなりSNSアフィリエイトに移れたかというと、現実はそうでもありませんでした。
・・・というか、その一人が他ならぬ自分でした。
今でこそいろんな方がSNS関連の情報発信をしているので、ある程度ノウハウは広がり、レベルは高くなっていますが、当時はそれほどではありませんでした。
一部の方が結果を出して「可能性」を感じていた頃だったので、新規参入にはうってつけの時期です。
実際にいろいろ行動しているうちに、どうも
自分には合わない
と気づき始めました。
(だいたい自分に合わないとやめてしまう方です)
アフィリエイト、というゴールは同じですが、入口の集客方法が異なります。
SEOは、自動販売機です。
みんなが通るところに置いてあれば、多少値段が高くても、品ぞろえが悪かろうと、お金を入れて買ってくれます。
なぜなら、
「のどがかわいている人の前」
に置いてあるからです。
重要なのは、自動販売機自体に
のどをかわかせる機能はない
という点です。
既にのどがかわいている人の前に現れるのです。
自分がアフィリエイトをはじめる前は、それこそ砂漠のオアシスのごとく、貴重な存在だったのではないかと思います。
でも、だんだん自動販売機を設置する人が増え、Googleも
「これからは、大企業の自動販売機を優先します!」
とコアアプデを繰り返し、個人が作った自動販売機の前にのどがかわいた人は訪れなくなってしまいました。
一方、SNSは、アイドルです。
自動販売機には「のどをかわかせる機能はない」と書きました。
SNSは
のどから手が出るほど欲しい
と渇望(かつぼう)させてナンボです。
自動販売機の飲み物だって、のどがかわいている人にとっては「のどから手が出るほど欲しいもの」に違いありません。
でも、別の自動販売機があれば別にそっちで買えばいいのです。
Googleコアアプデで大企業の自動販売機が並んでも、一般の人がそれほど困っていないのは、そういうことです。
SNSは、
「その人が紹介しているから買いたい」
と思わせる何かが必要になります。
別にアフィリエイトをして他人の商品を紹介しなくても、
自分の商品を売ることもできます。
(自分の商品=情報商材や塾になりやすいのはさておき)
つまり、
ファンを作れるかどうか
がカギを握っています。
自分は途中から、
「ああ、SEOって別にファンを作らなくてもよかったのか」
と気づいて、SNSでがんばる手が止まりました。
それまでは、
大量の一見(いちげん)さん
をさばいていればよかったわけです。
でも、道路工事(コアアプデ)が行われ、人の流れが変わり、わざわざ遠くて誰が設置したかわからないような自動販売機に来る人はいなくなりました。
果たして自分は
「ファンを作ってアフィリエイトを続けるのか?」
と考えて、「自分に合わないなあ」と思いました。
その後、不動産投資や株式投資の勉強を本格的に始めたのは、この2つは「ファンを作る」とは無縁だったからです。
ファンを作らなくても「借りてもらいやすい物件」は借りてもらえます。
駅から徒歩何分で勝負できます。
(自分はあまり向いてないと思ってやめましたが)
ファンを作らなくても「良い企業や指数」に投資できれば資産は増えます。
自分はオルカン・S&P500がメインです。
他にも物販をしている方もいますね。
これもいい選択肢だと思います。
「誰から買うか」にフォーカスされるのが不利なら、そこで勝負しなければいいだけです。
「売れる商品」を売ればいいのです。
自分にとって不利なところで戦わず、有利なところで引き続き、戦っていきましょう。
【今日のおすすめ】
- 自分が過去にうまくいったことを箇条書きにする
- なぜうまくいったのか、思いつくことを箇条書きにする
- その思いついたことが当てはまる他のジャンルを探す
- 他のジャンルのことをとりあえずやってみる(以下繰り返し)